苦労の原因

新年度を迎え、どこの学校も慌ただしく動き始めているところでしょうか。私も先ほど、勤務校の今年度担当の先生からお電話をいただき、今年度の授業開始日等について話をしました。

なのに、また昨年度の話に戻りますf^^;。先日、高学年の「読むこと」について、「やってみた」ことを書きましたが、今日は「書くこと」について「やってみた」ことを書きます。

昨年の今頃、まず悩んだのは文科省作成のワークシートを全部は無理でも、「一部のページをそのまま使う」「一部修正して使う」「全く使わない」の3つの選択肢からどれを選ぶか?でした。とはいえ、昨年度は移行措置期間1年目で6年生でもまだアルファベットを4本線の上に書く、という経験をしていない児童もいたので、1学期の前半はとりあえず自作のワークシートで乗り切りました。問題は「単語を選んで写す」という段階、つまり新学習指導要領の目標に合わせた活動を実施するときどうするか、でした。

ゴールデンウィーク中、悩みに悩んで出した結論は「文科省作のワークシートを参考にしつつ、一から自作」でした。1年間終わってみれば、上記三択のうちで一番近いのは「全く使わない」でした。理由はいくつかありますが、一番気になっていたのは、4本線の基線と第二線の間隔だけが不自然に広いあのフォントがどうしても受け入れられなかったこと、「選んで書く」というわりには選択肢がとても少なくて子ども目線のつくりではないこと、児童がそのまま写したらおかしな英文になる(綴りの間違い、冠詞の有無の問題、など)、などいくつもあります。

自作ワークシートで使用したフォントは PenBrock というものですが、一番問題なのは、自分がどうやってこのフォントを入手したかわからないので、他の人に「このフォントはどこで手に入るのか」たずねられても答えられないことです(-_-;)。一昨年の秋にパソコンを買い替えたので、そのときにプレインストールされていたのかなあ…??このフォントの良いところは、4本線を等間隔で作っておくと、そこに小文字がピタッとはまるところです。なので、ワークシートを自作するときも、まずは適当なサイズで文字を打っておき、後から4本線を透明化(塗りつぶしなし)の図形として文字に合うように重ね、最後に線を「文字の背面に移動」させています。コピペして、フォントのサイズや単語・文の長さに合わせて図形の大きさを変えるだけなので、4本線入りのワークシートもわりと楽に作れます。

大変だったのは「書くため」のワークシートではなく、「書き写すお手本」となるワークシートの方でした。英語だけ載せても児童は意味がわかりません。だからと言ってやたらと日本語を入れるのも疑問に思いました。We Can! 巻末の WORD LIST も小さな絵はついていますが日本語は書かれていませんし、もちろん文科省作のワークシートにも日本語表記はありません…となると次に必要なのは「絵」。授業中に使う絵カードと同じでないと児童は混乱します。かと言って We Can! の絵データは使い勝手が悪かったり、児童が見てわかりにくかったりするものもあります。さらに、前に書いたように「選択肢が少なすぎる」ため、自分で絵と単語の両方を追加しなくてはなりませんでした。かくして、画風やタッチがばらばらなのは気になりましたが、We Can! / Hi, friends! /手持ちのカット集/ネット上のクリップアート、を駆使して「ピクチャーディクショナリーもどき」のワークシートを作ることになりました。昨年度の後半、多忙の一番の原因はこれでした。

その上、単元のまとめとして前時あるいはそれ以前に書いたものを参照して書くため、ワークシートを各児童にファイルさせるなど、きちんと保管させる必要もありました。教材費で二穴ファイルの購入も考えましたが、厚みがあるので保管する際に嵩張る、失くしたときに再購入しなければならない、など色々考え、行き着いたのは「表紙はクラスごとに色を変えて色画用紙で作り、ワークシート本体はB5またはB4で作り、授業の最後に各児童に糊付けさせて溜める」方法でした。色画用紙の表紙には、アルファベット大文字・小文字のお手本(4本線上と1本線上の両方)とヘボン式のローマ字表を印刷して、児童がいつでも参照できるようにしました。

1年間…というより、実質的には8カ月程度でしたが、この方法で良かったかな?と思います。もちろん個々ワークシートには要改善点もありますが、昨年度のように一から作るわけではなく、今年度用に修正するだけで済みます。昨年度、苦労して築いたちょっとした財産を今年度はさらに活かしてよりよい物を作りたいです。


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No title

4本線のあるフォントで使い勝手のいいのは「nara penmanship」というものです。
4本線が既に組み込まれていますし、aも手書きのaになっています。
前のパソコンでは、画面上でも4本線有りで表示されていたのですが、新しいパソコンにしたら表示されなくなり・・・。でも、印刷時にはキチンと4本線ありでした。
ところで、we canなどで使われているhandwritingwecanというフォントですが、どちらからダウンロードされましたか?
パソコン新しくしたら分からなくなってしまい。文科省のパスワードを入れるサイトでも見つかりませんでした。もしおわかりでしたら教えて頂けませんか?
度々申し訳ありません。

Re: No title

> ところで、we canなどで使われているhandwritingwecanというフォントですが、どちらからダウンロードされましたか?

覚えていません。もしかしたら前の職場でコピーさせてもらったのかも...?お役に立てず、すみません。
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