私だけじゃなかったんだ…

みなさま、夏休みをどのようにお過ごしでしょうか。「夏休みどころではない」という方もいらっしゃるかもしれませんが…。

1学期が終わって、私自身も私と同じような仕事をしている仲間も少し一息つけるようになったので、色々と情報交換をしているうちに、安心と不安の両方が押し寄せて来ました。

1学期はとりあえず Hi, friends! に沿って指導してきましたが、それでも昨年度まで4時間配当で実施していた単元を2時間とか3時間に詰めたり、秋または冬にやっていたことを1学期に行ったりと色々変更があり、昨年度までの指導案をかなり手直ししなければなりませんでした。昨年度までも、前年度と全く同じ指導案などなく、常により良い授業を目指して改訂はしていたものの、ここまで手を入れなければならないのは正直しんどかったです。

あとは、2学期以降は We Can! が中心となりますが、こちらも一部の単元をかなり少ない配当時間で指導することになるので、1学期のうちから橋渡し、あるいは溝埋めをしながら立案しなければならず、さらに困難でした。外国語以外の教科も担当し、他の校務もこなしている小学校の先生がやれる(少なくとも文科省は「できる」「やる」ことを前提としている)ことなのに、小学校の先生方に比べたら、外国語の授業の準備のために使える時間もエネルギーもはるかにたくさんあって、曲りなりにも英語教育の専門であるはずの私がこんなに苦労するなんて…私はどこまで不器用なんだ??と自信を失うことがしばしばありました。

が、実はかなりベテランで知識も経験も指導技術もあるような仲間も口を揃えて「大変だ」と言っているのを聞き、「私だけじゃないんだ。」とちょっと安心。いえ、本当は安心などしている場合ではないのですが。一方で、かなり指導力が高いJTEでも苦労しているなら、担任単独指導とか、実は新指導要領や新教材について理解しているとは言い難いALTに実質的に任せてしまっている学校はどうなってるの?と疑問に思っていたところ、残念ながら(予想通り)もっと大変な状況になっているという話も聞きました。悪く言えば、45分の授業または15分のモジュールを「とりあえず消化している」状態で、児童のコミュニケーション力向上などとはほど遠い実態もあるようです。

私の周辺のごく限られた学校の話とはいえ、現段階では小学校英語教育は後退しているかのようにも思えます。「三歩進んで二歩下がる」のように、今がたまたま「二歩下がっている」状態で、再来年度の完全実施のときは「色々混乱もあったけど、2年かかって一歩進んで、2020年度からは前進あるのみだよね。」となればまだ良しとしても、今年度の高学年の子どもたちはどうなる??大人が試行錯誤している間にも子どもはどんどん成長して待ってはくれません。

すでに1学期から We Can! を使って年間70時間を教えている知人もいます。力のある彼女でさえも「苦しい」とこぼしているのに、私は2学期から大丈夫なのか?と不安です…が、不安は自分の指導力向上にも児童の学力向上にも繋がらないので、夏休みにできることをやるしかないんですよね。溜息出そう…

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プロフィール

Author:mocco
J-SHINEトレーナー
元中学・高校の英語教師
小学校外国語活動講師(JTE)
首都圏を中心に各地の小中学校で研修講師も務めています
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