それぞれの選択

今日は入学式だった学校が多かったようですね。東京はお昼前あたりから風が強く、早めに咲いた桜は散り始めていましたが、満開の桜の木の下で、晴れ着姿の記念撮影をしている親子をあちこちで見かけました。いよいよ平成29年度が本格スタートですね。

一方、学校関係者、特に管理職の先生方や教育委員会で働いている方は平成29年度が始まったばかりなのに、次の平成30年度のことを気にかけている方もいらっしゃるでしょう。小学校は次期学習指導要領の先行実施が始まるため、それに向けて動き出しています。おそらく各自治体や学校が頭を痛めている課題の一つが授業時間数(週当たりのコマ数)でしょう。

高学年の外国語が週2単位時間、中学年の外国語活動が週1単位時間になるので、プラス1コマ分をどのように取るか?まだ結論が出ていない地域もあるでしょうか。私が知っているだけでも様々です。

高学年の外国語を45分×週2コマと決めたもののプラス1コマの取り方まで決定していない地域もあれば、高学年は週1回7時間授業をやる方向で検討している地域もあります。45分の授業を週1回+15分の短時間活動を週3回実施と決めたものの、現場から不安の声が絶えないという話も聞いています。

そうした中、今日、こんなニュースを見つけました

午前5時限の小学校 福岡で増
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6235681


これには賛否両論あるでしょう。私も1校時と2校時の間、4校時と5校時の間に5分休みがないことが気になりました。もちろん児童を90分間座らせっぱなしということはないでしょうし、授業時間が正味45分取れないことが前提になってよいのか?という(大きなお世話だけど)疑問はあります。でもこれも苦肉の策なんだろうな…と思います。先生方の負担が少しでも減って、児童の学習面にプラスが生じるのであれば、私のような外野がどうこう言うことでもありません。

もう一つ私が気になっているのは、現場の先生方の「今」の反応です。以前にもこちらのブログで似たようなことを書きましたが、外国語(活動)に関して、不安ばかり募らせている方がいらっしゃることです。気持ちはわかります。かと思うと「(高学年の教科化や中学年の必修化などに対して)先生たちの危機感がない」と嘆く校長先生もいらっしゃいます。

でも…一部の研究開発校などを除いて、多くの学校は今年度1年間は現行の学習指導要領下で動いています。来年度に向けて研修や教材研究なども大切ですが、まずは「今」の外国語活動をしっかり行ってこその「次」ではないでしょうか。必要なのは不安でも危機感でもありません。JTEやALTに任せきり、担任が教室英語の一つも発しない、子ども向けの英語の歌やチャンツを1曲も知らない、という状態では次年度がどうこうというより、今年度教える子どもたちが気の毒です。

始まったばかりの平成29年度。課題は色々あるでしょうが、昨年度できなかったことのうち一つでも「できる」に変えてみませんか?


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