小学校外国語活動を中心に英語教育全般についてつぶやき中(*^_^*)
課題は英語力ではない
2016年12月07日 (水) | 編集 |
あちこちの小学校で外国語活動の授業を参観させていただくと、授業を終えた後の担任の先生の自評で最近よく耳にするのがこれ。「一番の課題は自分に英語力がないことだと思います。」

こういう担任の先生の言葉を聞いて、授業を見た私が「その通り」と思ったことは一度もありません。担任の先生が謙遜しているから?いえ、そうではなくて私から見て一番の課題はそこではないのです。

外国語活動でよい授業をなさる先生方の中で、本当に謙遜して「自分の英語力不足で」とおっしゃる方は確かにいらっしゃいます。でもそういう先生はご自分の課題もよくわかっていらして、授業を参観した私が考えているその先生の課題とだいたい一致します。英語力は課題の一つと捉えながらも「一番」とは位置づけていらっしゃいません。JTEやALTとのティームティーチングではもちろん、担任単独指導の外国語活動であっても、授業者として一番大事なのが英語力ではないことをわかっているからです。

少なくとも私の前で「一番の課題は自分に英語力がないこと」とおっしゃる方は、失礼を承知で言えば、もっとそれ以前の課題があるのです。JTE/ALTとのティーム・ティーチングの場合は彼らにほぼ丸投げだったり、アクティビティがただのお遊びになっていたり、単元や授業の目標と活動内容が合っていなかったり、と英語力ではなくもっと根本的な授業力に改善点があるように思えます。どんなに英語が苦手でも、学級経営や他教科の指導がきちんとできる方は外国語活動だってできるし、英語力が一番の課題などとはおっしゃいません。

英語力は短期間で急に上げることはまず不可能です。「英語力が不足=短期間では改善できない」ことを言い訳にしてはいないでしょうか。それとも「英語力不足が一番の課題」と公言した以上、日々英語力を上げる努力をしているでしょうか。(たぶんしていませんよね。)

きゃ~、また辛口になってしまった…f^_^;

コメント
この記事へのコメント
No title
こんばんわ。2学期ももう終わりです。英語力より授業規律の確立、子どもの視点で「できた!」を保障するめあてなどが大切だと思います。でも、支援員として他人の座敷に土足で上がり込むようなことはしたくないし・・・難しい立ち位置にいます。中学校の先生方から見ると小学校の外国語活動は生温いと感じるのでしょうか?みんな課題を抱えて前へ進めるのでしょうか?
2016/12/21(Wed) 18:32 | URL  | ママさんダンプ #-[ 編集]
辛口ついでに…f^_^;
こんばんは。私も一昨日にJTEとして2学期最後の外国語活動を終え、他の仕事も今日が年内最後でした。

>支援員として他人の座敷に土足で上がり込むようなことはしたくないし・・・難しい立ち位置にいます。

わかります。私も研修講師、助言者としては色々言いますが、自分がJTEのときは立場をわきまえて(いるつもり)、担任の先生の学級経営について絶対に口は挟みません。そんな権利もないと思います。ただ、できるだけ担任の先生が授業規律を保てるような支援はできますしすべきだと思っています。気になる児童も観察しなければいけない、必要なときは個別に注意もしなければならない、でも英語も話さなくてはいけない、活動の段取りを考えてそれを実行しなければならない、をお一人でやるのはかなり負担でしょう。(でもこれをお一人で難なくできる小学校の先生がいらっしゃることもわかりますが、おそらくほんの一握りでしょう。)だから、前述の後半の部分は少しでも私が請け負えるように心掛けています。たぶんママさんダンプさんもそうでしょう。

> 中学校の先生方から見ると小学校の外国語活動は生温いと感じるのでしょうか?

これも人それぞれでしょうね。またまた辛口になりますが、元中学校教師の私からすれば「小学校の外国語活動を生温い」なんて言える先生もごくわずかだと思います。本当に力のある人は、教えることの難しさをわかっていますから、必ずしも専門家ではない小学校の先生にそんな残酷なことは言えないのではないでしょうか。申し訳ないけれど、あからさまに小学校の外国語活動を批判する中学校の先生の多くは、ご自分のことを棚に上げているのでは?と思ってしまいます。


2016/12/22(Thu) 20:04 | URL  | mocco #-[ 編集]
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