翻訳アプリ

ある小学校で6年生の外国語活動を参観させていただいたときの話です。日本語があまり話せないALTと担任の先生とのティーム・ティーチングでした。授業は担任の先生が主導で進めていて、まずまずだったものの、ときおりALTが指導案と違うことをやってしまっている場面もありました。指導案通りでなくても結果としてそれが児童のためになっているのであればまだしも、それまでの流れを見ても、明らかにALTが45分の流れを理解しておらず、担任が意図していないことを勝手に始めてしまって、一部の児童が困惑しているという印象は否めませんでした。

授業後に担任の先生とお話しする機会がありました。担任の先生はとてもまじめで謙虚な方で、「ALTとの打ち合わせ不足を反省している」「ALTが違うことをやってしまったときに流れを戻せなかったのはT1の自分の責任」ともおっしゃっていました。(私は必ずしもそうではないと思いましたが…。)

現実問題として、ALTとのコミュニケーションに難しさを感じているようなのですが、その先生は「今はこういうものに頼っているんです。」とスマホを出して、翻訳アプリを起ち上げてくださいました。その先生とALTのやりとりが文字で保存されているものを見せていただいたのですが…もちろん日本語と英語が混在しています。そして笑っちゃうような誤訳も多いです。でも、その先生曰く、翻訳されたものを見ると、誤訳かどうか以前に「この日本語/英語、絶対にヘンでしょ。」とわかる場合も多く、それについては担任の先生が何とか片言の英語でできる限り誤解のないように伝えている、とのことでした。

はぁ~、日々多忙なのに、ここまでやる担任の先生に脱帽です。でもここまでしてALTとコミュニケーションを図ろうとする担任の先生の熱意は、きっと授業を通して子どもたちにも伝わっているのではないかと思います。

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