笑うに笑えない暗号

先日、ある小学校で6年生の外国語活動を参観させていただいたときの話です。
その学校は外国語活動専用の教室があり、ALTは勤務時間中はたいていそこにいて、次の授業の準備等をしています。彼の雇用形態は世間で物議を醸している業務委託ですが、会社の方針はさておきこの方の場合は学校や学級担任との協力関係はまあまあ良好のようでした

さて、私が教室に入ると黒板に次のような文字と数字が書かれていました。

   I 1 2 B

実際に授業を見て、この暗号のような文字列が何を表しているのかわかったのですが、こういう教え方をしていることにびっくりでした

彼が子どもたちに言わせたかったのは“I want to be ~.”という表現。英語ノート2 Lesson9に出てきますね。
ALTが板書を一文字ずつ指すごとに子どもたちが“I want to be …”ではなくて“アイ ウォン ツー ビー”と声を揃えて言う様子には寒気がしましたわ…
この点についてはもちろん授業後に指摘させていただきました。ALTにしてみれば、少しでも子どもたちが発話しやすいようにという配慮だったのでしょう。その気持ちは汲みつつも、子どもたちの発話を聞いていると英語の自然なリズムやイントネーションからは程遠く、これは中学・高校に進んでも引きずるだろうな、と予測できました。
一つ一つの単語が正確にきちんと発音できることも大切ですが、小学校のうちは文単位での英語のリズムやイントネーションを大切にしてほしいものですし、ALTはそうした自然な英語を子どもたちに聞かせる生きたお手本であってほしいです

テーマ : 小学校外国語活動
ジャンル : 学校・教育

Keyword : 小学校外国語活動

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