お正月の次は入試シーズン!?

三箇日が明けたので、自身を仕事モードに戻すためにも真面目な話題を取り上げます。元日に配信されたこのニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150101-00000033-asahi-soci

想定内のことなので、そんなに驚くことではないとはいえ、細かい中身についてはやはり気になります。

今のところ、中学入試の英語は選択科目あるいは選択受験型の中の1つに含まれているということで、英語が必須になっている学校はないのかな?

一律に私立中学の入試に英語を導入することを反対しているわけではありません。小学校6年生の子どもたちに過度の負担がかからず、コミュニケーション能力を正しく測定する問題や課題を中学校が精査して課すのであれば、むしろ、お遊びだけでごまかしているような児童英語、小学校英語にメスを入れるチャンスでもあると思います。(が、そこまで考えて問題を作成したり課題を考える私立中がどこまであるかは疑問です。少なくとも私の元勤務校は、現校長は英語科ですが、そういうセンスはたぶんないでしょう。)

前にも書きましたが、入試が「選別するため」の試験である以上、「慣れ親しんでいればよい」とか「意欲・関心があればよい」などとは言っておられず、やはり技能や定着度で振り分けられることになるのでしょう。(きれいごとでは語れません。)

中高一貫校に勤めていた経験からの余談。学校によっては、一貫校といえども英語科の教員が中学校所属と高校所属にはっきり分かれている場合もありますが、教科としての組織も中高一緒という学校もあります。(私が一番長く勤めた学校は後者。)そういう学校は高校の入試問題も英語科全体で考えて作問しています。その学校の高校入試の問題を見ると、学校がどのような理念の下に英語という教科をとらえて生徒に指導しているかもある程度見えてきます。高校入試で、文法知識や読解力に偏った問題や「これ、中3生のどんな力を見たいの?」と疑問を呈したくなるような悪問を出している中高一貫校は、もしかしたら今後は中学入試でもヘンテコリンな出題をしてくるかもしれません。

受験生にとっては、「語彙力の問題が何問、文法問題が何問、読解は大問2つで配点は○点」のようにパターンが決まっていた方が受験しやすいでしょうし、少子化で生徒集めに苦労している中堅以下の学校はなかなか問題のパターンを変えられないかもしれません。でも、教師だって英語教育の動向や時代の流れを読んで、指導法や指導内容を柔軟に変えて、入試問題にもそれを反映させられるよう勉強しないとね。

なお、朝日デジタルの会員になると、無料でこのニュースの続きを読むことができます。有識者のコメントには賛否両論ありますし、それぞれに一理あって興味深く読みました。

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