シリーズ終了

以前、当ブログでもご紹介したJTE養成講座が昨日で終了しました。2月上旬から昨日までの約1カ月半にわたり、この自治体内の小学校でJTEとしての活躍を希望する受講者約30名が3時間×7回の研修を受けました。募集要項には受講対象として「区内在住、在勤の人」と書かれていましたが、実際には電車で30分ほどかかる他自治体からも参加している人がいました。ご自身が住んでいる自治体ではJTEとして学校に入る機会はあっても、外国語活動はほとんどALT主導で、JTEは指導者というより本当に助手のようなのであまりやりがいを感じることができず、思い切って隣接さえしていない自治体から応募した、とのことでした。この人にしてみれば交通費が出なくても指導者としてのやりがいの方が大切なのでしょう。こういう志の高いJTEが増えることは素晴らしいことですが、学校現場や自治体はその人たちの熱意だけに甘えず、労働意欲を削がないよう、勤務体制や待遇を考えてほしいものです。

私は7回の講座のうち5回を講師として担当させていただきました。これだけ何度も同じ受講者の方と顔を合わせると、講座終了後のお別れも名残惜しいものです。全講座を修了しても「まだまだ自分には子どもたちに英語を教える力があるとは思えないので来年度のJTEとして登録はしませんが、ここで勉強したことはいつか活かしたいと思います。」とおっしゃる謙虚な方もいらっしゃいました。J-SHINEの資格を取っても、活躍の機会になかなか恵まれない人にとってはもったいないと感じる話かもしれません。

年度末のこの時期はどこの教育委員会も目の回るような忙しさでしょうから、普通に考えればこのような講座を7回にも渡って開くことはかなり困難でしょう。でもこの自治体が実現できたのは地元のNPO法人の力があるからです。私も講座に必要な機材の準備や、資料の印刷や綴じはすべてこのNPO法人の職員の方にお願いしていました。これからJTEを目指す人を対象に、現場に入る前に計21時間もの研修をしてくれる自治体はそうそうないでしょう。

ALTだけに頼るのではなく積極的に日本人の地域人材を活用し、学校現場に指導者として入ってもらうからには単に英語力だけで採用を決めるのではなくきちんと研修し、研修開催も教育委員会だけで頑張るのではなく地元のNPO法人の力を借りる…こういう自治体がもっと増えるといいですね


Keyword : JTE 研修

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