小学校外国語活動を中心に英語教育全般についてつぶやき中(*^_^*)
楽しい勉強会♪
2016年03月26日 (土) | 編集 |
先日、以前のJTE仲間が勉強会を開いてくれました。今は隣の区でJTEをしている私にとっては、他の自治体での実践について本音の声を聞ける貴重な機会でもあります。研修だと、教育委員会とか学校とか、主催者や参加される先生方が知りたいことについてお伝えするのが大前提ですが、こういう勉強会だと私が伝えたいことを好きなように喋れるので、研修よりずっと気が楽ですし何よりも楽しい!です。(…などと不謹慎なことを書いては、研修を依頼してくださっている方々に失礼ですが…すみません

今は高学年しか教えておらず、Hi, friends! に沿ってカリキュラムを組んでいるので、私がお伝えできるのは高学年に関する内容に限定されてしまうのですが、今年度の高学年の子どもたちにウケが良かった活動を選んで持ち込みました。タブレットを持参してパワーポイントで自作した教材をお見せしたり、パソコンで作ったワークシート等のデータはクラウドサービスを利用して、勉強会のメンバーが自由にダウンロードできるようにしたり、と遅々としてではありますが私自身もIT化をしていますf^_^;。

9時~12時まで中味の濃い時間(でもあっという間でした)を過ごした後は、会場となっている公民館近くのイタリアンレストランでランチ。これも幹事役のメンバーが予約してくれました。ありがたいです。ここでも、ざっくばらんにそれぞれの活躍の様子とか困っていることなどを話しているうちに2時間ほど経ってしまいました。

私が感嘆したことの1つは、かつて私と同じ小学校でJTEをしていた同僚3名が今も継続して同じ学校に勤めていることでした。今から9年前は3~6年を1人1学年ずつ担当し(私は6年担当でした)、私が退職した後は時間数の増減や実施学年を低学年に広げたり、と色々変更があったわけですが、3人が上手く分担しながらその学校の外国語活動をがっちり支えています。9年ともなれば、小学校の先生方よりも長くいるわけで、「今までにたくさんの先生をお見送りしました。」と言っていました。何よりも3人のチームワークが素晴らしいです。3人とも指導者としてだけでなく人間性が素晴らしい方なので、3人の間でも学校の先生方とも、人間関係で上手く行かないということはないと思ってはいましたが、それにしてもスゴイです!(ただ、小学校の先生も色々いらっしゃるので、3人とも全く悩みが無いというわけではなさそうですが、そういうことも耐え忍んで子どもたちのために活躍できる、JTEの鑑のような人たちです。)

あ~、楽しかった

可能性は広げておこう
2016年03月15日 (火) | 編集 |
3月中旬に入ってもなお、「JTE募集」というキーワードで検索した結果、このブログにたどり着く方もいらっしゃるようです。小学校での支援を望む方にとって朗報かどうかはわかりませんが、東京都世田谷区で英語活動支援員の登録を受け付けています。あくまでも「登録」なので雇用の保障はありませんが、「応募」でもないので他の就活(?)と並行しても支障はないと思われます。

http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/107/157/736/737/740/d00144883.html

上記のURLをコピペしていただくか、「世田谷区」のホームページを開いて、右上の検索窓(細くてわかりづらい?)に「英語活動支援員募集」と入力すると検索結果の上の方に出てくるのでクリックすれば募集内容のページに飛びます。または、「 トップページ > くらしのガイド > 区政情報 > 世田谷区について > 職員採用・人事行政 > 職員採用 > 非常勤・アルバイト > 区立小学校英語活動支援員登録者募集」を辿って行くと、同じページにアクセスできます。

ダブルパンチ?
2016年03月14日 (月) | 編集 |
年度末を迎え、学校の先生方にとっては1年で一番忙しい時期に突入していることでしょう。特に小6とか中3の担任の先生は卒業式の準備で本当に慌ただしい毎日だと思います。

さて、私はというと、ぼちぼち新年度のことを考え始めています。JTEの仕事では来年度から変わることが2つあるので、早めに動くことにしました。一つは統合。普通の小学校の先生でも40年近くの教員生活の中で統合を経験される方はそんなに多くないと思うのですが、私はJTE歴たった7年なのに統合を経験するのは2回目です。元々の勤務校も6学年のうち2学年は単学級ですし、統合する相手の学校は全学年単学級の小規模校なので、統合して私が関わる高学年も、1クラスの人数が増えるだけで学級数は変わりません。でも体の大きな高学年が30名超えとなるとかなり大変かも…。私は統合新校でも引き続きJTEとして勤務することになっていますが、気がかりなのは新6年生のことです。新6年のうち7割近くは今年度も私と接してきた子どもたちです。でも残りの約3割の児童は、私の顔も名前も知らず、JTEが入る授業もほとんど受けて来ていません。まだ、児童の割合が逆なら良かったのですが、いわゆる「少数派」の子どもたちが嫌な思いをしないように、教材や活動を選択する際に細心の注意を払わねばと思っています。

もう一つはJTEの支援時間増。今までは教育委員会の規定で、私が関わっていたのは年間21回でした。それを来年度から高学年は年間35回すべてに支援員を配置することにしたそうです。…という連絡が来たのは、何と今月に入ってからでした。教育委員会がそれを決めたのはいつのことなのかわかりませんが、私が勤務校の管理職から電話をもらったのはつい先日のことです。「年度末にそんな急な時間増ってあるんですか」思わず電話口で言っちゃいましたよf^_^;

もしかしたら「担任一人で行う外国語活動」を推進したい行政機関から見れば逆行する動きなのかもしれません。でも現場のことを考えたら、私は大きな進歩だと思っています。とはいえ、自分の身に振り掛かると色々考えなければならないことも出てきます。まずはスケジュール調整。今までよりも忙しくなることは間違いありません。以前は「35回すべてに関わることができたら、こんなこともできるのに」と思っていたくせに、いざ現実になると不安も大きいです。

年間35回と言っても、4月中は統合直後、新校開校直後で色々と大変なので、私がデビューするのは5月の連休明けになります。さて…来年度はどうなるでしょう

「必然性」に縛られる担任
2016年03月03日 (木) | 編集 |
先日、研修で訪れた小学校での話です。研修後、5年生の担任の先生から個別に質問されました。その先生によれば、数か月前にある行政機関から講師を招いて校内研修を行った際、外国語活動の授業で行う一つ一つの活動に必然性を持たせることを強調された、とのことでした。私は昨年11月にその先生の研究授業を一度見せていただいたことがあるのですが、課題があったとはいえ、とても質のよい授業で、ビデオに撮って模範授業として公開してもよいのではないかと思ったくらいです。でも、その先生が「必然性」というたった一言に縛られてしまっている様子が痛いほど伝わってきて、逆にもったいないと思いました。

例えば Hi, friends!1の Lesson9では
What would you like?
I'd like ~.
という表現が出てきます。この表現を使う必然性はどんな場面でしょう?一番身近なのはレストランでの注文でしょうか。児童を外国に連れて行くか、そこまでしなくてもブリティッシュヒルズに連れて行くとか、米軍基地内を見学させてもらって昼食も摂るなど、でないと「必然性」とは言えません。もしその行政機関から来た講師が、小学校の教室内で「レストランごっこをすること」を必然性と考えているとしたら、嘲笑に値すると思います。

もしかしたら、「必然性」の解釈で、講師の方と小学校の先生との間にギャップが生じているだけなのかもしれませんが、大事なのは「その言語表現を使う場面の必然性」より「児童がその表現を学ぶ必然性」なのではないでしょうか。子どもたちが「今の日常生活で必要でなかったとしても、将来必要になるかもしれない、こういう言い方を覚えておくと便利、こういう言い方を知ることができてよかった」と思うのであれば、そこには学びの必然性、あるいは必然性とまで言わなくても子どもたちにとって「学ぶ意義」は存在します。

最近、必然性に縛られて、活動手順や活動内容をどんどん複雑にしてしまう担任の先生に遭遇します。少し前までの「ゲームの羅列」「楽しいだけの英語活動」から脱しているのは大いに結構ですが、今度は活動が複雑すぎて指導者の準備は大変になり、説明に時間がかかって児童の活動時間が減ってしまい、さらには結果的には必然性(に近づいているけれど)が存在しないという本末転倒になっている場合も少なくありません。

現場のことを本当にわかっているかどうかも怪しい役人の無責任な発言に振り回されるのではなく、「子どもにとって」これを学ぶ意義があるかどうか、という視点で授業を考えてみませんか?授業づくりの基本ですよね。