小学校外国語活動を中心に英語教育全般についてつぶやき中(*^_^*)
ラッキー3
2015年12月30日 (水) | 編集 |
今日は英語教育とは全く関係のない記事ですみません。
最初にお断りしておきます

明日はいよいよ大晦日。そして私にとっては、もしかしたら今日が今年の重大ニュースの第1位かもしれません。

私の趣味の一つがバレエ鑑賞です。「100年に1人の天才プリマ」と言われるバレリーナ、シルヴィ・ギエムが明日で引退します。フランス人でありながら、自身のキャリアの最後の舞台として彼女が選んだのは(選んでくれたのは)日本でした。今月9日の埼玉県川口市での公演を皮切りに、日本の各地でファイナルツアーを催して今日の横浜公演が最後でした。客席にいた私は今日のカーテンコールだけで、この1年の8割くらいの涙を流したのではないかと思うほど泣きました。明日、渋谷のオーチャードホールで行われる東急ジルベスターコンサートのカウントダウン、ラヴェル作曲の『ボレロ』がギエムにとって、本当に最後の舞台となります。

さて、今日の横浜公演のチケット争奪戦がどれくらい壮絶だったのかはわかりませんが、私は一般前売前の抽選で当たりました。座席位置なんて選べるわけもなく、たとえ一番後ろの一番端っこの席だとしてもチケットが買えれば「超」がいくつついても足りないくらいラッキーだと思っていたのですが、何と、私に割り当てられた座席は「3階3列3番」という3並びでした。よしっ!自分のラッキーナンバーは3だと信じて、数字で迷ったら「3」を選ぶことにしよう。あ、でもこれって今年限定かな?

その他、今年の自分にとっての大きな出来事と言えば…

東北地方の最高峰に登った!

前から行きたかった尾瀬。今年の夏、実現しました。そして福島県にある燧ケ岳(ひうちがたけ)に一人で行ってきました。東京から直線距離ではさほど遠くはありませんし、私も群馬県側から尾瀬に入るルートを取ったので、気持ちの上では「関東地方のちょっと先」なのですが、『夏の思い出』の歌詞にある「♪遙かな尾瀬~、遠い空」は本当でした。下りは気持ちで負けそうになりましたが、「自然に守られて無事に下山させてもらえた」という気分です。自然の尊さを全身で感じた旅でした。

函館まで在来線乗り継ぎの旅

JR東日本の三連休乗車券をフル活用。北海道新幹線が開通したらきっと函館は人が出て混み合うので「行くなら今でしょ」と思い、9月のシルバーウィークに実行しました。自宅近くの駅から函館まで13回乗り換え、1日目は八戸に泊まり、青森から函館に移動するときのみ特急で青函トンネルを通過し、それ以外はすべて普通列車を利用しました。名所の函館山には、日没ちょっと前に歩いて登り、名物の夜景を楽しみました。(ロープウェイを使う方がほとんどのようです。)
ある同僚に言わせれば私は「愛すべきバカ」だそうです(ほめ言葉です…たぶんf^_^;)

明日の夜はテレビで『東急ジルベスターコンサート』を観て、またまた大泣きして新年を迎えそうです。

皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ

冬休みの宿題
2015年12月29日 (火) | 編集 |
年末を迎えて皆様いかがお過ごしでしょうか。冬休みと言えども、大掃除や帰省であまりゆっくり休めません~、という方もいらっしゃるでしょうか。

さて私はというと、年内の仕事納めも、年明けの仕事初めもJTEとしての勤務となります。この間、実に丸々3週間。何だか罰が当たりそうです(苦笑)。

でもせっかくのまとまった休みなので有意義に使わなくては…ということでここ数日、英語の勉強と共にあまり根を詰めないように取り組んでいるのが教材・教具の整理です。今までも、できるだけ使い勝手が良いように、授業や研修の準備を効率よくできるように、自分なりに工夫して収納していましたが、カード類の数も増えて来ましたし、逆に「さすがにもうこれは使わないかな(特に「英語ノート」時代に使っていた絵カードなど)」という物もあります。

同じカードを重複して作っていたり、「何でこんなモン作ったんだ!?」と自分にツッコミを入れてみたり、逆に「よくこれだけのものを準備したな~」とちょっと自画自賛してみたり、「来年度はこの単元でこんな工夫ができるかも!」と新しいアイデアが浮かんだり、と、単に物の整理だけに留まらず、授業や研修についてゆっくり考える良い機会になっています。

こんな調子で新年も気持ちよく迎えられたらいいなあ~

それなら自分が
2015年12月24日 (木) | 編集 |
一昨日のつづきです。
実はT先生は、この日、私が参観したクラスの学級担任ではありません。特別支援学級の担任をしていらっしゃいます。そして地球の絵を見せながら “This is my father.” と言ったユニークな発想の子も特別支援学級に在籍している子でした。

T先生は、特別支援学級の児童と通常学級の児童の交流の機会を設けようと日頃から積極的に動き、T先生が特別支援学級の児童を連れて同学年の通常学級に入って一緒に授業を受けるという試みも何度かあったそうです。通常学級の先生はいつも通り授業をなさり、T先生は特別支援学級の児童2名に付き添って必要な支援をしていたそうですが、T先生も2人の子どもたちも「お客様」あるいは「お邪魔しています」という雰囲気になってしまっていたうえに、学習活動のうえでも「本当にこの子たちのためになっているのだろうか?」と疑問に思うこともあったそうです。

幸いT先生は英語が堪能で、前任校では外国語活動の中核を担っていたそうです。T先生は「他の教科だと高学年ともなると学力面でも通常学級の子と大差がついてしまうけれど、もしかしたら外国語活動ならうまく溶け込めるのではないだろうか。コミュニケーションを教える時間なのだから交流には適しているし、自分がT1をやったら子どもたちも『お客様』にならずに済むのではないか?」と考えたのです。

この学校の管理職の先生も通常学級の担任の先生も理解のある方々で、T先生の提案に賛成してくださったそうです。以後、毎回ではないけれど、いくつかの単元で、担任の先生も児童も通常学級と特別支援学級合同の外国語活動が実施されました。T先生がT1、ALTがT2、通常学級の担任の先生がT3というティームティーチングでした。教室内にいる児童のほとんどは通常学級の子どもたちですから、私が参観したときも、授業の進行はT先生が主でしたが、ボランティアを指名したり児童が一斉に動き回るような活動ではT3であるK先生が大活躍でした。子どもたちの活躍もさることながら、先生方のチームワークも本当に素晴らしい授業でした。

授業後に管理職の先生から伺ったところでは、外国語活動でこのような取り組みを始めて以来、他の教科での合同「受業」も上手く行くようになり、かつてのような「お客様」的な雰囲気が薄れ、通常学級の子どもたちにもプラスの変化(「成長」と言い換えてもよいかもしれません)があったそうです。

寒空の中、ほっこり温かい気持ちで学校を後にしました

父なる地球
2015年12月22日 (火) | 編集 |
今から1ヶ月ほど前、ある小学校の先生から相談を受けました。お名前はT先生といいます。T先生の外国語活動の授業を私が参観して指導助言することになっていたのですが、立案の段階で大いに悩まれたようです。

T先生がお勤めの小学校では、自治体の教育委員会が作成したカリキュラムに沿って外国語活動が行われています。私が参観したときは家族がテーマで、T先生が悩んだのはここでした。事前に相談とは「家庭環境が複雑な児童もいて、写真を持って来させて “This is my family.” だの “This is my brother.” だの言わせるのは抵抗がある。どうしたらよいか」というものでした。

私の回答はいたって簡単。「別に本当のことばかり語らせなくてもいいじゃないですか。たとえば子どもたちに自分が好きな有名人の切り抜きを持ってこさせて、それを使って Show and Tell をさせてもおもしろいですよ。続柄の表現の導入には、『クレヨンしんちゃん』とか『ちびまるこちゃん』とか、子どもたちが知っているアニメのキャラクターを使ったらどうですか?」

私もずっと昔に中1を教えたとき、この手を使いました。そのとき一番印象的だった生徒の発表は…お父さんがベッカム(時代を物語っていますf^_^;)、お母さんが黒木瞳、お兄さんが木村拓哉という子がいました。雑誌の切り抜きをうまく使って家系図を作っていました。

さて、今月に入って実際にT先生の授業を参観させていただいたところ、子どもたちの創意工夫にあふれた授業になっていました。自分の本当のおじいちゃんの似顔絵を描いて来た子、ドラゴンボールZの孫悟空がお兄さんという子…色々でした。

その中でとてもユニークな発想でひときわ光っていた男の子がいました。その子は色鉛筆で地球の絵を描いて(これがまた傑作でした!)、“This is my father.” と言っていました。スゴイ!

でもここに至るまでのT先生の取り組みは、これ以上に特筆すべきものでした。これについてはまた後日
ABCスープ
2015年12月17日 (木) | 編集 |
JTEとして勤務している学校の給食で、先日「ABCスープ」なる献立がありました。月間の献立予定表に材料として「マカロニ」と書かれていたので、たぶんアルファベット型のマカロニが入ったスープなんだろうな~と思ったらやはりそうでした。(いただく前にスマホで写真を撮ったのですが、ピンボケだったのでこちらへの掲載はやめます

栄養士さん曰く「せっかくなら先生(=私)がいらっしゃる日に、アルファベットのマカロニを入れたスープを献立にしようと思って、今日にしました♪」。お心遣いありがとうございます

案の定、アルファベット大文字を学習中の5年生は食べるのに時間がかかった児童が大勢いたようです。「スープからアルファベットのマカロニをスプーンで掬い出して、お皿の上で自分の名前を作った」から。(6年生は少し「大人」なので、あまり気にせず「あ、英語だ~」とか「数字もある\(^o^)/」くらいのつぶやきで、普通に食べていたとか…。)

この日もおいしく頂きました。栄養士さん、調理師さん、いつもありがとうございます
この冬のマイブーム
2015年12月14日 (月) | 編集 |
この本を入手したのは2か月くらい前。でもなかなかまとまった時間が取れず、ゆっくり見られずにいました。今月に入って少し時間的な余裕ができたので、仕事の合い間に手に取って見ています。

今では日本の英語教育界でも知名度(?)が高くなった “CLIL(クリル Content and Language Integrated Learning:内容言語統合型学習)”という用語ですが、私が中高の教員だったときから、そういう発想はあっても CLIL なんて言葉は聞いたことがありませんでした。

この本を見れば見るほど「ああ、自分が中学生を教えていたときにこの本に会っていたらなあ。」という思いが込み上げてきます。ちょっとお値段は張りますが、そのままコピーして使えるワークシートがたくさんあって、電子黒板で使えるソフト(CD-ROM)もついていることを考えれば、お得感があります。

小学校ではワークシートをそのまま使うのは難しいと思いますが、CD-ROMに収録されている歌は活用できそうですし、アイデアバンクとして活かせる要素はたくさんあります。

年末年始、自分が楽しみながら英語を勉強するために使えそうです♪

すぐ横にいるエコー
2015年12月08日 (火) | 編集 |
今日もJTEとして勤務している小学校で授業をしてきました。1ヶ月ほど前から、6年生のある担任の先生に変化が起きています。

小学校の外国語活動において、学級担任が、ほめ言葉や毎回の授業で使う基本的な教室英語を使うのは大切です。たとえ間違えたり上手でなかったとしても「積極的に英語を使って話そうとする日本人のお手本」を示すことで、児童の学習意欲に大きな影響を与えることは間違いありません。

そうは言っても、担任の先生が日々の激務の中で、教室英語を鍛えるための時間を割くことが難しいのも確かです。私は初めてJTEとして勤務した小学校でも、小学校に研修で出向いたときも、ティーム・ティーチングで外国語活動を行っている学校では「どのタイミングでどんな教室英語を使ってよいかわからない場合は、まずはALTやJTEの後に続いて同じ英語を言ってみてください。同じ英語を児童に2回聴かせて悪いことはありません。できれば担任の先生はALTやJTEより大きなジェスチャーと目力をつけるともっといいですね(*^_^*)」とお伝えしてきました。担任の先生も児童と一緒に教室で、いわばOJT (on-the-job training) 方式で必要な英語を学ぶ方法をおすすめしています。

さて、相方の6年生の担任の先生ですが、日頃から打ち合わせの時間などなく、私が着任するにあたって研修の機会があったわけでもないので、肝心な相方には上記の内容を伝えたことはありません。ところが最近、私が児童をほめたり指示の英語を出すと、横にいらっしゃる担任の先生が同じ英語を繰り返しておっしゃっています。残念なのは、児童に向けて発しているというよりは、(失礼ですが)独り言というかつぶやきというか「練習」になってしまっているんです。それでも「使える英語を身に付けよう」というお気持ちは伝わってきます。

今日は昼休みにほんの少しだけその先生とお話しをする機会があったので「先生、もし『この指示なら英語で言える』という場面があったら、私は引きますから。ほめ言葉も大きな声で子どもたちに向けておっしゃってはいかがですか。」と僭越ながら申し上げました。「いやいや、まだそこまでは自信がないですよ~。でも自分一人で授業をしなければいけないときに、ほとんど日本語でやってしまっているのを少しでも改善しなくては、と思って、先生のまねをしているんです。」とおっしゃっていました。

現在は高校が、まもなく中学校でも「英語の授業は英語で行うことが基本」となります。その先生曰く「それなのに、小学校がCD/DVD以外日本語でいいわけないですよね。」

プロ根性に拍手

日本語から見える授業力
2015年12月04日 (金) | 編集 |
今日もある小学校の研究授業に行ってきました。近隣の学校からも、小学校の先生、中学校の英語科の先生、JTE、ALTと色々な立場の人が参観に来ていました。と言っても、参観者は計20名程度のこぢんまりした協議会だったので、全員が一言ずつ感想や意見を述べました。

中学校の先生は比較的若手が多く、今日の授業の素晴らしさについて述べる一方、ご自身の授業についての悩みを吐露しているかのような発言もありました。その中で「ああ、確かにこの人だったら、授業をするうえでの問題点は多いだろうな。」と感じてしまう場面がありました。そもそも日本語での発言内容が明確でないのです。この先生が中学校の50分の授業の中で日本語と英語をどの程度のバランスで使い分けているかわかりませんが、教師としてはそもそも日本語でのコミュニケーション力が厳しいのに、英語ならなおさらでは?と勘繰ってしまいました。

ちょっと話は脱線しますが、小学校に英語が導入されるとき、反対派の理由として根強かったのが「英語よりも日本語」論でした。別に国語の時間を削って外国語活動が新設されたわけではないし、英語をやったからと言って日本語力が落ちるわけではありません。むしろ当たり前のように使っている母語とは別の言語に触れることによって、言語の大切さに気づく利点の方が大きいと思います。

ただ、そうは言ってもやはり母語は大切で、あらゆる学問の基礎であることは間違いありません。今日の研究授業に限らず日頃から色々な先生方と接して思うのですが、自分の授業力に自信が持てない先生は、専門教科の指導法の勉強と並行して日本語での説明力を磨かないことには本当の意味での指導技術は上がらないでしょう。

…と、自分のことを棚に上げたつぶやきでしたf^_^;
自戒の念を忘れずに (-_-;)