小学校外国語活動を中心に英語教育全般についてつぶやき中(*^_^*)
この文字、いくつある?
2015年07月23日 (木) | 編集 |
Hi, friends! のカラフルな紙面を活かして、本来とは違うアクティビティに使うのは、今や私の得意技(?)の一つになっています。別にあまのじゃくで、わざわざ違うことをやろうとしているわけではないのですが、「そのまま」使うとあまりにもつまらないものが多いんですもの。

1学期の最後の外国語活動で6年生向けに実施したのは、Hi, friends! 2 の4・5ページを見て、特定の文字がいくつあるか?を探す活動です。Activity①のアルファベットの表示を書き写そうなんてつまらなさそうだし、これを本当にそのまま個人作業で黙々とさせたらコミュニケーションなんてどこへやら?になってしまいますし、Activity②のクイズは問題を考えるのに時間がかかって、児童の英語使用がどれだけ確保できるか疑問です。

私がやったのは“How many H/h s? ” のように、こちらが指定したアルファベットがこの絵の中にいくつあるかを探させる活動でした。デジタル教材でこのページの紙面を大きく表示し、黒板にアルファベットカードを貼り、担任の先生と私でやりとりをしながら例を示し、日本語での説明はしていません。U/u や S/s のように、大文字と小文字の区別がつきにくいものもあるので、あえて大文字・小文字の区別はせず、合計で答えさせました。もちろん児童は自分が探し出した文字の数を英語で答えます。A/a から順番に1文字ずつ尋ねたわけではなく、授業の残り時間を見ながら5~10箇所使われている文字にしぼって数問出題しました。

さらにおまけ。26文字のアルファベットのうち、大文字・小文字共に一つも使われていないものが4文字あります。「宿題ではないけれど、興味のある人はその4文字を探してごらん」と言うと、がぜんはりきって5分休みの間に見つけて答えを言いに来た子もいました(笑)

答えは…
1日2件
2015年07月22日 (水) | 編集 |
三連休が明け、夏休み中の平日の初日…と言えば、このところ毎年のように研修の依頼が来ます。昨日もそうでした。しかも昨日は午前と午後でかけもちでした。猛暑ということもありさすがにキツかったな~。でも終わってみれば楽しかったんですけどね。色々な教具を詰め込んだので荷物もかなりの量になりました

今までに、主催者・会場・受講者のメンバーもほぼ同じ、でも午前と午後で違うテーマの研修というのは何回か経験しています。それでも体力的にはなかなか重労働でした。昨日は、午前も午後も会場は都内の小学校でしたが、依頼元も別ですし、参加人数も研修の目的も異なり、途中の移動もありました。

朝7時半頃自宅を出て、バス停まで自転車で15分。1時間バスに揺られて私鉄に乗り換えて数分。最寄駅からも歩いて数分の小学校に到着。1件目の学校は、そこの学校の先生方のみ20名ほどのご参加で、1時間の研修でした。1時間という限られた時間内で、ご要望をコンパクトにまとめるのもなかなか大変です。研修後に校長室で冷たい麦茶をいただきながら少しお話しした後、次の学校に向かいました。

再び私鉄に乗って、朝、乗り換えた駅に戻り、今度はJRで約20分。駅の近くで昼食をとって、さらにバスで20分。縁起をかついで、郊外型のドライブスルー付スターバックスで「ダブルトールホワイトモカ with ライトホイップ」を飲みながら緊張を和らげつつ、研修に向けて最後の頭の準備です。

炎天下の中を約10分歩いて小学校に到着。副校長先生に資料の印刷をお願いして、私は会場となっている音楽室で教具の準備をしました。こちらは中学校の英語科の先生3名とその校区の小学校の先生方、合わせて三十数名の研修でした。1時間45分、休憩なしのノンストップで講師をしているこちらにとってはあっという間でした。一番心配していたのは時間配分でしたが、最後に質疑応答の時間を5分取ることができました。ホッ…

会場校の校長室で、2小学校の校長先生、会場校の副校長先生とまたまたお話しして、来たときとは別の私鉄の駅まで歩き、電車に乗って、バスに乗り換えて、朝、自転車を置いたバス停に戻って来たときは夜の7時頃でした。まだ日が長いので夕暮れの中を帰宅しました。さすがに熟睡

今日のめあて
2015年07月16日 (木) | 編集 |
もうすぐ夏休みですね。私も夏休み前の最大の山を越えてちょっと一息ついています。JTEとして勤務している学校でも、今週で1学期の外国語活動を終えました。1学期最後の外国語活動を行うにあたり、5年生のあるクラスではこんなことがありました。

この日は1時間目が5年生の授業でした。少し早めに教室前の廊下にいると、学級の朝の会をやっている途中でした。中から聞こえた日直さんの声。「今日のめあては『英語の先生の話をちゃんと聞こう』です」(笑)

ああそういえば、このクラスは前回の外国語活動で私が話している間にいちいち日本語で茶々を入れて、担任の先生に叱られていたっけな~、と思い出しました。別に授業に関係ないことをおしゃべりしているわけではないのですが、まずは人の話を聞く、という態度を育てないとコミュニケーションも何もないですからね。

ただね…この学級のこの日のめあてが「英語の先生の話をちゃんと聞こう」で、1時間目に外国語活動が終っちゃったら、2時間目以降の「今日のめあて」はどうなっちゃうんだろ?と大きなお世話ですが気になりました。担任の先生のご配慮はありがたいのですが、どうせなら「先生の話をちゃんと聞こう」くらいのめあての方が良かったんじゃないかなあ…f^_^;

校長先生、さすがです!
2015年07月15日 (水) | 編集 |
先日、研究授業の講師としてお邪魔した小学校での話です。授業開始15分ほど前に学校に着いて、お茶をいただきながら校長先生とお話しする機会がありました。校長先生のご発言に思わず「そう、そう!」とうなずく場面がありました。校長先生曰く「今日の授業者は、中高の英語の教免を持っているのですが、それが吉と出るか凶と出るかわかりません。実際に中学、高校での指導経験はありませんが、他の小学校の教員と比べて英語は堪能なはずです。だからと言って小学校の外国語活動の指導者として必ずしも優れているかどうかは別物です。うちは若い先生が多いので、『この先生は英語が上手』というところばかりに意識が行ってしまい、本来の授業力あるいは指導力についての観点が弱くなってしまうかもしれませんので、協議会ではそのあたりを先生からビシッとご指導をお願いします。」

思わず校長先生に拍手を差し上げたくなりました。その通りなんです!かく言う私は中高での16年の教職歴を経て小学校にJTEとして勤めるようになったわけですが、中高での経験が活きたことばかりではなく、足かせになった苦い経験もしています。自身の経験から、校長先生がおっしゃることはよ~くわかりました。そしてやはり協議会では多くの先生方から、授業者の先生が堂々と英語を話されていることや「英語が堪能なので自分も見習いたい」という「英語力」への賛辞が多く聞かれました。さすがは校長先生、ご自分の勤務校の先生方のこともよくおわかりでした。

色々な小学校に出向いて校長先生とお話しをすると、中高の英語の教員免許を持っている、海外滞在経験がある、企業に勤めた経験があって仕事で英語を使っていた、という経歴をお持ちの先生が着任すると、待ってましたとばかりに外国語活動担当を任せ(このこと自体は悪いことではありませんし、当然と言えば当然なのですが)、外国語活動の指導も上手くできるはず、と思い込んで安心してしまう方も少なくありません。

でも先日お会いした校長先生は、英語力や免許と小学校外国語活動における授業力は別物であることを的確に理解していらっしゃいましたし、実際に授業を参観させていただいて「なるほど、やっぱりね」と思うことが多々ありました。

先生方のことをここまでよく見て理解していらっしゃる校長先生にお会いできると嬉しくなりますし、この学校にお勤めの先生方は幸せだな~、と思いました。



もうすぐ夏休み…の前に
2015年07月05日 (日) | 編集 |
7月に入り、多くの先生方は学期末のお忙しい時期を迎えていらっしゃる頃でしょう。もしかしたら日曜日の今日も、通知表作成のために職員室でお仕事されている方もいるのではないでしょうか。

 先週、JTEとして勤務している学校で、ちょっと嬉しい話がありました。

 担任がT1、そしてゆくゆくは担任1人で外国語活動が実施できるように、との声があちこちで上がっているのはわかります。でも生活指導や事務処理等も含め、小学校教師の他の仕事を減らさない限り、これはあまり現実的ではないと個人的には思っています。特に今年度の私の勤務校は、来年度は統合が決まっており、学校としては最後の1年を迎えているので、統合や閉校に向けての準備で異例の忙しさです。

 JTEとしてやり過ぎか?と思いつつ、私は指導案の立案だけでなく、毎回ふりかえりカードも作成しています。児童に自己評価をさせるだけでなく、ふりかえりカードの文言を見ていただければ担任の先生には本時の目標と評価規準がわかっていただけるので、打ち合わせの時間が取れなくてもティーム・ティーチングが何とか成立します。

 ふりかえりカードは授業の最後に書かせて集めて、私は退勤する前に一通り目を通したら担任の先生の机上に置いて帰ります。その後、ふりかえりカードをどのように活用するのかは担任の先生にお任せしています。先日も私が帰ろうとしたときに、6年生の担任の先生がちょうど職員室に戻られて、お机の上のふりかえりカードの束を目にして「先生、いつもありがとうございます!おかげで今学期の所見は外国語活動が最初に書き終わりました!」 

 聞いた私の方がびっくりでした。あちこちの学校に研修に行くと、外国語活動に関する先生方の悩みや課題でよく挙がることの1つが評価についてですし、この時期になると外国語活動の所見作成に頭を痛める先生が多いこともわかっています。

 この6年の担任の先生は、今年度、他の自治体から異動されてきたばかりの方で、「前任校は、ときどきALTが来てくれていたけれど、自分1人で外国語活動をやらなければいけないこともあった。授業をするだけでも大変なのに、評価して所見まで書かなければいけないのはかなりの負担。評価のことはALTに頼れないし、通知表を書くときはいつも外国語活動の所見が最後になってしまったし一番大変だった。」と。

 私の中ではJTEがここまでしてよいものか、という迷いが今でもありますし、初めは毎回の授業用にふりかえりカードを作るのも児童に書かせるのもお互いに負担になるのではないかという心配もありました。でも、私自身にとって勉強になり、児童には毎回の授業のめあてや次への目標が明確になり、担任の先生の学期末の仕事がグンと楽になることがわかったので、もう少し続けてみようと思います。

 さて…明日から夏休み序盤まではかなりのハードスケジュールが続きます。今日は貴重な休養日です