小学校外国語活動を中心に英語教育全般についてつぶやき中(*^_^*)

コンダラ

今日は珍しくゆる~い話です(苦笑)。

先日、知り合いの小学校の先生と「英語は難しいけど、日本語も難しい」という雑談の中で、その先生(男性)からこんな話が出てきました。

「この前、家内とテレビを見ていたら、高校の野球部の部員が腰にロープを巻いてその先にタイヤをつけて引っ張っているトレーニングの様子が出てきたんですよ。そしたらうちの家内が『この道具をコンダラって言うの?』と言いだして、僕も最初は何のことかわからなかったのですが、どうやら家内は『巨人の星』のテーマ曲の歌詞を、何十年もの間ずっと勘違いしつづけていたらしいです。」

思い込んだら 試練の道を (♪お・も・い~こんだ~ら しれんのみーちーを~♪)

が、奥様の頭の中では

「重いコンダラ 試練の道を」

と変換されていたようです

私は「巨人の星」というと、主人公の親父さんが卓袱台をひっくり返すシーンが最初に浮かびます(笑)。

そういえば、さきほど文書を作成していたところ、「関わる」と書きたくて「かかわる」と入力したら、「書か÷」と出てきてびっくりしました。コンピューターも誤変換するんですよね。

ちなみにこちらは私の愛読書です

ゆかいな誤変換。ゆかいな誤変換。
(2005/01/28)
ヨシナガ

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もやもや…心配…

この2週間ほど、新学期ならではの忙しさの合い間に気にかけていたのがこのページ

http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/1355637.htm

Hi, friends! が出たときと同じく、またしても情報が中途半端にバラバラと出てきているという印象は否めません。このところ多忙だったので記憶に自信がないのですが、確か1週間ほど前までは、デジタル教材の配布予定が「平成27年3月」と書かれていましたし、ページ下部の「留意点」の記載もなかったと思います。

アルファベット指導に使えるワークシートの掲載はわりと早く、このときに私が気になったのは、研究開発学校など先進的な取り組みを行っている学校以外、特に外国語活動の実質的開始が高学年という学校で中途半端にこのワークシートが使われたら、一昔前の中学校英語教育の失敗をまた繰り返しかねないのではないか、という点でした。もっとはっきり言ってしまえば、中学校は(一応)英語の専門家であるはずの教員が指導していますが、小学校は必ずしもそうでない場合があるため、中学校以上に間違った使われ方をして児童に負担をかけ、英語嫌いや間違った文字学習法を刷り込まれる、などということが起こるのではないかと不安になりました。

小学校外国語活動に関わるすべての人が、このページに書かれていることをよく読み、早合点することなく、目の前にいる児童の実態をよ~く把握したうえで、教材が適切に活用されることを切に願います…と言っても難しいだろうなあ。つい最近も、「小学校で書くことを指導しないならどうやって評価すればよいのか」と平然と言う校長先生に遭遇したばかりです。上記のページに掲載されているワークシートに飛びついて、音声によるコミュニケーションの機会が激減する授業が出てきてしまうような嫌な予感もします。(心配しすぎ?)果てはワークシートをちょっと作り変えて「小テスト」とか。(想像しただけで恐ろしい…)

ここのお役所って、情報の出し方が本当に下手くそだなあ、って思っているのは私だけでしょうか?

久しぶりの更新なのに超激辛ですみません

よっ!太っ腹!?

たまたま見つけたページ

http://www.ocec.jp/center/index.cfm/29,10565,249,html

一つ一つ見ていくと、ちょっと惜しいものもあるので、自分が小学校で使うとしたら部分的に手直しするかもしれません。

でもこれだけの教材を作るのは手間がかかることもわかります。不特定多数に公開してしまう大阪市は太っ腹

チームワーク

小学校外国語活動で「チームワーク」というと、担任とJTE/ALTとのチームワークや、児童がペアやグループで活動する際のチームワークを指すことが多いのですが、今日はJTEどうしのチームワークの話です。

先日、公立小学校でJTEをしている知人の家に行きました。「勉強会」というとちょっと大げさですが、彼女の同僚のJTEを交えて、教材の話やアイデア交換など、ざっくばらんに外国語活動について、ああでもない、こうでもないと話に花を咲かせました。彼女たち3人は同じ小学校でボランティアとしてJTEをしているのですが、私が驚いたのは3人のチームワークでした。お互い近くに住んでいるとはいえ「ちょっとそこまで歩いて数分」という距離ではないのに、頻繁に集まって打ち合わせをしているとのことでした。

話は脱線しますが、以前ある小学校に研修に行ったとき、外国語活動ご担当の先生の悩みを伺ったことがあります。そこの小学校にはJTEが3人勤務しており、それぞれ低学年・中学年・高学年を担当していたそうです。困ったことに3人の連携が取れておらず、低学年で学習したことが中学年につながらず、中学年で学習したことが高学年につながらない、とのことでした。3人が予定を合わせて集まるのが難しかったとしても、外国語活動担当の先生が中核となって指導案や申し送り事項を文書で残すなど、色々と工夫はできると思うのですが、その先生の手に負えない部分での人間関係の難しさ(はっきり言えば「仲が悪い」??)があったようです。

1つの小学校に複数のJTEが勤務するとなるとメリット、ディメリットの両方があるでしょう。上述の私の知人の例は、一つの理想であって、現実的にはここまでのボランティア精神をJTEに求めるのは酷でしょう。彼女たちの勤務校の先生方はとても恵まれていると思います。

一方、私の知人も学校の様子を語ると、一緒に組んでいる先生への感謝の言葉が繰り返し出てきます。彼女たちが自主的に時間と空間を確保して子どもたちのために打ち合わせや準備をしようという気持ちになるのは、やはり学校や先生方の好意的な態度があってこそでしょう。

給料が支払われていてもいなくても、JTEのボランティア精神で成り立っている外国語活動はたくさんあるはずです(…という事実を知らない、あるいは知らないふりをする役人や管理職もいますが)。ご自分の学校、学級の児童のためにも、先生方にはJTEが気持ち良く働ける条件や環境を作っていただきたいと思います。お金をかけなくても、先生方の仕事を増やさなくても、ちょっとした思いやりと言葉かけがあれば難しいことではないんですけどね。

勉強して身につくもの、つかないもの

私が研修講師を務める場合、その対象はいつも学校の先生だけではありません。J-SHINEの登録団体でこれから資格を取得する方を対象とした研修や、すでにJTEとして活躍されている方のスキルアップのための研修にもお邪魔しています。

最近、ちょっぴり感動的な(?)ことがありました。ある研修の受講者の中に、以前はJTEとして活躍していたけれど事情があって今は英語を教えるお仕事はされていないという方がいらっしゃいました。JTEとして復帰するために研修を受けられたようなのですが、ご本人曰く、英語力に自信がないとのことでした。

複数日に分けて私が10時間以上接したところでは、その方は「私が教育委員会関係者か校長だったら、ぜひこの人をJTEとして採用したい!」と思えるくらい優秀でした。他の受講者の接し方を見れば人柄がにじみ出ますし、研修中の発言や質問の内容が実に的確でした。ご本人は謙遜していたのかもしれませんが、仮におっしゃる通り英語力に自信がないのであれば勉強すれば済むことです。でも、教師に限らず、プロであるからにはどんな道でも、勉強や練習だけではどうにもならない「資質」というものがあると思います。例えば、身体が硬い人は体操選手やバレエダンサーに向きません。リズム感の良くない人は歌手や演奏家にはなれません。それと同じです。

そういう視点だと、この方はJTEとしての資質はすべてお持ちのように見えました。むしろ、ご本人にその気があるのなら早く学校現場で活躍していただかなければもったいないとさえ感じられました。ご本人にそのことを伝えると「先生にそんなことを言われたら泣きそうです」と目をウルウルさせていましたが…。本当に泣かれたら私も困っちゃいますって