小学校外国語活動を中心に英語教育全般についてつぶやき中(*^_^*)

おっ、これは使える!

JTEとして勤務している小学校の6年生は、どちらの学校も Hi, friends! の Lesson7を終え、いよいよ最終単元です。今年度は出番がありませんが、私は何とか、Lesson7の最初の見開きページに出てくる「スーホの白い馬」や「三年峠」の易しい英訳版がないものか、と探していました。「浦島太郎」や「かぐや姫」のような日本の伝統的なおとぎ話、あるいは「大きなかぶ」のように英語圏の話ではなくても有名なものは、易しい英語で書かれた絵本を入手しやすくなったものの、まだまだ英訳本が入手できないものもあります。

でもついに見つけました。それがこちら

http://www.pref.saitama.lg.jp/page/goka-kokugo.html

埼玉県のホームページ内にこんな資料がありました。ダウンロードするにはパスワードの発行を依頼しなければなりませんし、ダウンロードできるのは教育機関の関係者のみです。でも、小学校の先生なら県外在勤でもまず大丈夫でしょう。埼玉県民としてちょっと嬉しいです


「巻き込む」…って???

JTE(あるいはJTEを目指す人)対象の研修(小学校の先生が基本的にいらっしゃらない研修)でよく耳にする言葉がこれ。

「小学校の先生(担任の先生)を巻き込んで…」

私はどうしても違和感があります。以前にも、ある小学校で担任とALTのティーム・ティーチングによる外国語活動を参観した後で、知り合いのJTEが「あのALTはもっと担任の先生を巻き込もうとしないとダメだよね。」と言っているのを耳にして、ドキッとした覚えがあります。

JTEやALTが勤務している小学校では、「担任がT1」というのは表向きだけで、現実的にはJTE/ALTが「支援」ではなく、授業をリードしている現状がまだまだあることは百も承知しています。それでも、少なくとも(業務委託のALTではなく)JTEなら担任がT1になれるような環境を積極的に作るのも仕事のうちであり、担任と「協力して」指導することを常に念頭に置くべきだと私は思います。

JTE側が「巻き込む」なんて言葉を使うと、きれいごとを言っても、結局は自分が中心で担任の先生を上から目線で見ているように聞こえてしまうのは私だけでしょうか。

5年生の「ナイス!」な発言

JTEとして勤務している小学校の5年生は両校とも Hi, friends! の Lesson7をやっています。先週、一方の学校の授業中にちょっぴり微笑ましい場面がありました。

教科の名前でキーワードゲームをやっていたときのこと。最前列の真ん中にいるAくんのペアは二人同時に消しゴムに手が伸びたものの、あまりに二人とも勢いがよかったせいか、私の足元にまで消しゴムが飛んできました。すぐに拾ってAくんに手渡すとAくんは黙って受け取ろうとしました。そのとき、となりのペアのBくんが一言。

「おまえ、そういうときはちゃんと“Thank you.” って言えよ!」

するとAくんはちょっと照れくさそうに「あ、サンキュ。」と言いながら、ピョコンと頭を下げました。Bくんの言葉づかいは決してほめられたものではありませんが、こんな風にすかさずツッコミを入れる同級生がいて、照れながらも(Thank you. ではありませんでしたがf^_^;)「サンキュ」と言えるAくんの素直さにちょっぴり感心しました。(…って私は甘い?)

別のクラスでは絵カードを使いながら教科名の導入をしていたとき、home economics の音に敏感に反応して「あ、『アベノミクス』に似てる~!」と発した子がいました。おお、なかなかいい気づきではありませんか。…ただ、授業後の彼の独り言を聞いたところでは、最後の -mics(または「ミクス」)は“mix”だと思っているようです。ま、いっか。きっといつかは economics の本当の意味がわかる日が来るでしょう

担任の美技

先日、3年生の外国語活動を参観させていただいたときの話です。この日のテーマは「好きなスポーツを尋ね合おう」でした。授業の冒頭で絵カードやジェスチャーで身近なスポーツの名前に慣れ親しんだ後、まずは担任の先生とALTが“Do you like ~?”“Yes. / No.”のやりとりのお手本を見せていました。なかなかいい流れです。ALTが担任の先生(おそらく30歳前後の男性)に“Do you like soccer?”と尋ね、担任の先生が“Yes.”(それもかなり力強い声)と答えると、教卓の下からサッカーボールを取り出しました。もしかして…と思ったらやっぱり

担任の先生が児童の前で華麗なリフティングを披露。学級の児童数が35名以上なので教室の前方にもさほどスペースがあるわけでもないのに、担任の先生は軽々とボールを扱っていらっしゃいました。これには児童も思わず拍手喝采でした。しかもそこそこのところでやめたので、担任の先生の技がこれ見よがしではなくてちょうどよい感じでした。JTEやALTに任せきり、あるいは彼らが一人で仕切ってしまうような授業では、こんな風に担任の先生が児童を引き付けるチャンスもなくなってしまいます。

授業全体を通して課題はいくつかありましたが、二人の指導者のチームワークや役割分担、45分間の流れはまずまずでした。今回はさらにプラスαでいいものを見せていただきました。担任力の大きさを改めて感じさせられた45分間でした

もう一つの学校では…

私がJTEとして勤務している小学校での Hi, friends!2 Lesson7の授業風景を、以前、当ブログに載せましたが、もう一方の勤務校は3学期に入ってから Lesson7に入ったのでその様子を追記します。(こちらの学校では、私は立案にノータッチ。担任の先生に言われたことをやる、というスタイルです。)

Let's Play(26、27ページを見ながら有名な物語をさがす)では、こちらの学校も男子を中心に珍解答が飛び出しました。というより、こちらの学校の方が多かった

「西遊記」…笠地蔵の横というか手前の4人組がそう見えたようです。
「こぶとりじいさん」…どの絵を見てそう思ったのかは不明。
「白馬に乗った王子様」…そんな話あったもちろんこの子が見た絵は「スーホと白い馬」。

「先生!どじょうすくいもあります!」…え??「どじょうすくい」は物語じゃないんだけどな…。

担任の先生も私もお腹を抱えて笑ったのが「アラジンと魔法のランプ」。左上に、さくらとたくが空飛ぶ絨毯に乗っている絵があるため、こういう答えが出てきたようです。そこは違うって…

そしてやっぱりいました。オオカミつながりで「赤ずきん」と「おおかみと7匹の子ヤギ」の話がごっちゃになっている子。「赤ずきんの話って、最後にオオカミがお腹に石を詰め込まれて川でおぼれるんだよね!」…すかさず周りの児童からツッコミが入りました(笑)。

彼らのユニークな発想はお見事ですが、こんなに日本語での自由発言が飛び交っちゃうのって、外国語活動…なのかなあ…。

たまたま見つけたもの

英語のアルファベットには、日本語の漢字のように絶対的に決まった唯一の書き順はありません。でも一般的な書き順を知りたくて、ネットで検索をかけていたら、こんなページにたどりつきました。(Quick Time がインストールされていないと閲覧できないようです。)

これ…見方によってはよくできているというか、手間はかかっていると思うのですが、いざ使うとなったらあまりにもまったりしすぎて、Zまで集中力がもたないかも(笑)。しかもBGMが何でショパンのノクターン???(余談ですが、この曲、昔は私の十八番でした。今はもうピアノの腕が落ちて弾けないと思います。)

埼玉県民(県民歴約1年半)のくせに、毛呂山町という地名を聞いたことはあっても、県内のどのあたりか知らなかったのですが、地図を見てやや納得。きっとこの動画と同じように、のどかで時間がゆっくり流れているところなんだろうな~、と勝手に想像しました。