小学校外国語活動を中心に英語教育全般についてつぶやき中(*^_^*)
子どもに大ウケの絵本
2011年07月10日 (日) | 編集 |
Ketchup on Your Cornflakes?まずタイトルと表紙の絵からしてバカバカしいでしょ(笑)?中を開くともーっと楽しいんです。ページが上下に分かれていて(見開きの左が文で右が絵)、上のページは “Do you like ~” のパターン、下のページは “on your …?” のパターンで決まっています。上下ともページの順番通りに組み合わせると “Do you like jam on your toast?” のようにごくごく当たり前の(普通すぎてつまらない?)文になるのですが、ひとたび上下の組み合わせを変えると “Do you like toothpaste on your apple pie?” のようなヘンテコな文が出来上がります。これには子どもたちも大ウケ!リング綴じでページがめくりやすいのもいいです。

先生が「大きな声で言ってごらん」なんて言わなくても子どもたちは “Yes, I do!” “No, I don't!” の大合唱。先日、研修でお邪魔した小さな小学校でも1年生から6年生まで一緒に楽しんでいました。先生がただ読み聞かせをするのと違って、「子どもが参加できるしかけ絵本」です。しかも文のパターンは2ヶ所の名詞が変わるだけであとは決まっているので、何回か先生が読んであげて子どもたちとのやりとりを楽しんだら、今度は子どもたちが色々な組み合わせを考えて、子どもたちどうしで “Do you like ~ on your …?”-“Yes, I do.” “No, I don't.” のやりとりができます
テーマ:小学校外国語活動
ジャンル:学校・教育
年齢不詳・国籍不明のおばちゃん
2011年07月04日 (月) | 編集 |
今日は私がとある公立小学校でJTEだったときのエピソードです
私は外国人のふりをしていたことはありませんが、英語活動中は原則として日本語は使わないようにしていました。年度の最初など、児童に予め日本語で伝えておいた方がよいことは担任の先生にお伝えいただいて、私は英語を話すことに徹していました。高学年ともなると英語教室の掃除に来てくれたり、ときには昼休みに本気で一緒になって鬼ごっこをしていたので(翌日、筋肉痛になって後悔したこともしばしば)そういうときはもちろん普通に日本語で話していました。ちなみに自己紹介のときは“Hello. My name is Tomoko.”と本名を名乗っています。

ところが1年生の感覚は違ったようです。そもそも1年生は日本人歴たったの6~7年ですし(笑)、世間とか社会というものがよくわかっていないんですよね私のことを日本人ではないと思っていた子が結構いたようです。一つ例をあげます。ある年の1年生にKくんという素直で可愛らしい男の子がいました。Kくんは海外生活をしていたわけでもなく英語教室に行ったことがあるわけでもないのですが、お母様が英語に関心があって、小さい頃からお家でディズニーのDVDなどを英語で見たりしていたそうで、1年生でも少し英語が使えました。ある日、英語活動を終えるとKくんが私のところにすすっとやってきてひとこと

 “Can you speak Japanese?”

よせばいいものを私もボケて答えました。

“Yes, a little.”

次にKくんが出た行動は…今度は担任の先生のところに走って行き、またひとこと。

「先生!ともこ先生は日本語ちょっとしか話せないんだって~!」

さらに、この担任の先生がとても素敵な方でそんなKくんに何とおっしゃったかと言うと…

「Kくん、すごいね~。ともこ先生と英語でお話できたんだねー。」

こらこら…。でもKくんはほめられて嬉しそうだったし、この日の放課後は、職員室で笑い話のネタが一つできたし、まあいっか。
テーマ:小学校外国語活動
ジャンル:学校・教育
小中連携のちょっといい話
2011年07月02日 (土) | 編集 |
前回の記事の続きです。
この日の研究授業は近隣の中学校の英語科の先生、外国語活動に関心のある小学校の先生も参観していました。その後の協議会の席での中学校の先生方の発言がちょっと嬉しかったので書きます
実は研究授業の2週間くらい前に、この地域の教育委員会関係者から「この校区の中学校の先生は小学校外国語活動でもしっかり文字指導を実施してほしいという要望が強いので、外国語活動の目標から外れないよう、児童に無理させないよう、助言していただけるとありがたい」という旨の依頼がありました。ところがそれは昨年度までの話のようで、この日に出席していた中学校英語科3名のうち2名は今年度異動してきたばかりとのことでした。むしろ、今年度の3名は小学校外国語活動にとても理解のある先生方で「確かにライティングの指導は大変だけれど、書くことの指導は中学校でしっかりやりますから任せてください。それより小学校では音声を(それもできれば楽しく)たくさん聞かせてきてください」との力強いお言葉がありました。さらに「小学校でまだ英語活動が実施されていなかったときの生徒と比べると、受験が近づいた3年生でもペアでのインタビューなど英語を話す活動を嫌がらずにやるし、明らかに発音が良くなっている」との報告もありました

出席者は小学校の先生の方が多かったので多少のリップサービスもあったのかもしれませんが、「中学校の先生を立てながら過度の文字指導に走らないよう、どううまく助言すればよいか」という私の悩み(というほどでもないけど)は杞憂でした。「小中連携は難しい」という声はあちこちに研修に行った際によく聞こえてきます。英語に関して言えば、小学校では領域、中学校では教科ですし、目的も違うので5~9年間の滑らかなスロープを登るように子どもたちに学習させようとするのはそもそも無理だと思っています。それを狙ってしまうとたいていの場合は出発点である小学校側に無理が行くケースが多いのではないでしょうか。でもこの中学校の先生のように「引き受ける側」が心構えをしっかり持ってくだされば、何も小難しい研究をしなくても意外と小中連携は上手く行くような気がします
テーマ:小中連携英語教育
ジャンル:学校・教育
高学年だって歌って踊る!
2011年07月01日 (金) | 編集 |
先日、ある小学校での外国語活動の研究授業に講師として出向いたときの話です
この日は5年生の外国語活動を参観させていただきました。そこでまず感心したのが英語ノート1 p.17 に載っている♪Ten Steps♪。英語ノートに動作が載っているものの、多くの先生が(当初は私も)「5年生がこんな幼稚っぽいふりつけをやるわけない」と思っていたに違いありません。ところがそこの学校の5年生は恥ずかしがりそうな女子でさえも嬉々として元気に歌いながら動作をしていました

担任の先生がきれいな字で1~10を板書して、最初はCDを聞いて次に全員で歌って、それから全員で動作をしながら歌って、次は担任の先生が数字を少しずつ消してその数字は歌わないけど動作はつける、という王道の手順でした。子どもたちは5時間目の蒸し暑い教室の中でも飽きることなく何度もこの歌を歌っていました。地域性とか学級の雰囲気もあるのでしょうが、私が思うに担任の先生が率先して子どもたちをリードして自分も動作をつけて歌っていたのが一番の理由だと思います。外国語活動の指導方法や教材について語るとき、「高学年はこんなことやらない」という声をあちこちで頻繁に耳にしますが、決めつけるのはよくありませんね。というより担任次第なのでは?と思いました。

その後の授業の流れも担任の先生一人で子どもたちを上手に動かして「児童が活躍する」英語活動が展開されていました。英語の得意な子ばかりが活躍するわけではなく、ペアやグループの活用の仕方が本当にお上手で「担任力とはこういうもの」という理想形を見たような気がしました
テーマ:小学校外国語活動
ジャンル:学校・教育