小学校外国語活動を中心に英語教育全般についてつぶやき中(*^_^*)

Nice Comments!

私がJTEとして勤務している学校は、教育委員会の方針で高学年は Hi, friends! と We Can! の併用カリキュラムです。6年は Hi, friends! 2 の Lesson6(時刻の言い方、時差、一日の行動、など)を終えました。ふりかえりカードの下には「今日の授業でがんばったこと、友だちのよかったところ、気がついたことを書きましょう。」という記述欄を設けているのですが、その中にこんな記述がありました。

「今までランチは食事のことだと思っていたけど、昼食のことだとわかりました。朝ごはんや夕ごはんの言い方がわかった。」

「あ、そうだったのね。」とこちらにも新たな気づきがありました。

一方、こんな記述も…。
「『学校に行く』も『家に帰る』も、英語では両方とも go になるのがふしぎだった。あと、学校に行くときは to がつくけど、家に帰るときはつかない。」

これだよ、これ!子どもならではの鋭い気づきとか疑問。「日本語では『来る』でも、英語では go を使うことがあるから間違えないように。」って、先に教えてしまうのが一昔前の中学校(場合によっては高校でも?)の授業でしたが、まずは子どもが「?」と思って、その答えを自分で学び取るのが主体的な学びとか深い学びなのではないでしょうか。ちなみに私はこの子の疑問には答えず、中学校での英語学習に期待感を持たせるように仕向けています。

カワイイ5年生(*^_^*)

昨日の授業でのできごとです。今年度、私が教えている5年生は、授業中の私語がやや多いものの、よく声が出るし積極的な児童が多く、わりと教えやすい子どもたちです。

ある活動のやり方を理解させるために、できるだけ言葉での説明は少なくして、担任の先生と私で実演する、ときには児童からボランティアを募ってやってみせるのが定番です。6月ともなると児童もその辺がわかってきて、ボランティアを募ると嬉々として手を挙げます。

3クラスある中の1つは、担任の先生が産育代替ながら児童を引っ張るのが上手で、子どもたちと信頼関係ができていることがよくわかります。昨日も Any volunteers? を言い終わるか終わらないうちに、多くの児童がすごい勢いで手を挙げました。しかもこのクラスは担任の先生に指名してほしくてたまらないらしく、「先生、カッコイイ!」「先生、イケメン!」と余計な発言をして担任の先生の気を引こうとしている児童もいて、思わず微笑ましくなりました(笑)。

こういうクラスですから、歌もチャンツもよく声が出ます。あ~、この素直さがいつまで続くかな~。
…それにしても、何でこんなに素敵な先生が教員採用試験に受からないんだろ…。見る目ないなあ…。

統合第二弾

昨日はJTEとして今年度の初仕事でした。ただでさえ年度の初めは緊張しますし色々と神経を使うことが多いのですが、この春は統合と新校舎という特殊事情も絡んでいたので、朝5時起きでかなりゆとりを持って出勤しました。

元々、平成25年度からA小学校のJTEになって、平成28年度にA小学校がB小学校と統合してC小学校が生まれ、私はそのままJTEとして継続し、この春D小学校と統合しました。今回は校名、校歌、校章を新たに決めることはなく、(こういう言葉を使うのはタブーなのだと思いますが)実質的にD小学校を吸収合併した形になります。平成28年度、29年度の2年間で元A小学校の校地に新しい校舎を建て、昨日はその新校舎に初めて入りました。A小学校と比べて児童数は倍近くです。

学校に着くと、職員用の玄関☞自分の下駄箱☞女子ロッカー室の場所☞自分のロッカーを順々に見つけることから1日が始まりました。自分の担当は2校時からなのでさくっと教材・教具の準備をした後は、いただいたばかりの校内配置図を見ながら「セルフ校内探検」です。単に新しくてきれい、というだけでなく、「今時の学校」らしい工夫が随所に見られました。

今年度最初の授業は5年生でした。担任の先生はD小学校から異動していらした方なので、昨日が初対面、一緒に組んでティームティーチングをするのも初めてでした。終始にこやかで、ご自身もすすんで英語を話そうとなさっていましたし、とにかく褒め上手。あ~、いい先生で良かった…♡

中休みを挟んで3、4校時は6年生でした。どちらのクラスの担任の先生もA小学校時代から存じ上げています。3校時のクラスの担任の先生は昨年度5年担任だったので2年連続、一緒に組むのは3回目です。、4校時のクラスの先生も一緒に組ませていただくのは2年ぶり3回目です。

高学年の児童は入学時の小学校がA、B、Dと異なる3校だったため、外国語活動用の名札も3種類です。A小出身の子(約半数)はピン留めでヘボン式表記、B小出身の子(約3割)はピン留めで訓令式表記、D小出身の子(約2割)は訓令式表記+ひらがなで首下げ式のケースです。ケースについてはこの後全員ピン留めに統一するようです。頼まれれば私が全員分ヘボン式表記の名札を書いて揃えてもよいのですが、子どもたちはそれぞれの学校で1年生のときから使っている名札に愛着があるでしょうから、学校から頼まれない限りはこのままでもいいかな、と思っています。私には不都合はありませんから。

5年生は全員、授業で私と接するのは今年度が初めてなのでよしとして、6年生はD小学校から来た子が各クラスに数名ずつしかおらず、その子たちは今年度私と接するのが初めてなので最初のうちはその子たちの表情を注意深く見ながら Teacher Talk を加減するとか気を付けなければいけないな~と思いました。

明後日は残りの3クラスの子どもたちと出会います。学校の様子はある程度わかったので昨日ほどの緊張はないかもしれませんし、外国語活動で初めて組む先生はお一人だけ、しかも昨年度はC小学校の算数少人数ご担当でお互いある程度は知っているので、少し気は楽です。

…いずれにしても新年度ってワクワク感もありますけど、大変ですよねf^^;。

WTTのふりかえり その2

前回の投稿のつづきです。今回は Welcome to Tokyo Unit8 「おみやげを探してあげよう!」についてです。

この単元も教材に示されている Project を実行するのはとても無理、だからと言ってDVDを視聴するだけで終わっては授業になりません。とはいえ、まずは教材に示された通りにDVDを視聴し、内容についての質問に答えるという手順で進めました。そこでの珍(?)解答。(まあ、ウケねらいでしょう。普段からいかにもそういう感じの男子なので)「アナはもともと、だれへのおみやげを探しに商店街へやってきたのかな?」に対する答え「エルサ」。『アナ雪』の見過ぎですか!?

ここでは買い物がメインテーマなので、外国のお金についてもふれました。参考資料はこちら

世界のお金図鑑 http://doranekokazu.com/

パワーポイントで画像を見せながら、どこの国のお金か、通貨単位は何か、などをクイズ形式(もちろん英語)で進め、通貨記号にもふれました。突然ですがここでみなさまにクイズです。

「日本、フィリピン、デンマーク、ノルウェーの通貨に共通することは何でしょう?」

6年生の児童にも同様のクイズを出題しました。パワーポイントでそれぞれの国の国旗をクリックすると、その国の特定の硬貨の写真が表示されるようにスライドを作りました。最後に開けたのは日本なのですが、勘のよい子は最初の国の硬貨の写真を見てピンと来ていたようです。

答えは「穴の空いた硬貨が流通している国」です。その中でも日本の五円玉はかなり特殊で、アラビア数字が一切使われていません。(外国人観光客泣かせのお金?)実際、いくつかの国でホームステイの経験をしたことがある知人は、出国前に五円玉にたくさん両替をしておき、ホストファミリーやお世話になった人にお土産と共に五円玉を渡すと珍しくて喜ばれたそうです。

さて、この単元のふりかえりカードには「外国から東京に遊びに来た友だちが、家族へのお土産をさがしています。あなたは何をすすめますか。理由も書きましょう。」という項目を入れました。「扇子」「手ぬぐい」「人形焼」などは複数の児童が答えていました。「かさばらない」という理由を考えられるのはさすが6年生といったところでしょうか。

児童がふりかえりカードを書いている間、私はたいてい教具の片づけをして担任の先生は教室内を巡回して児童の記述を見ています。このときは授業の最後に少し時間があったので、担任の先生が巡回中に「この子のふりかえりは全員に聞かせたい」と思ったものを全体で発表させました。

その中で特に印象に残ったのは「折りたたみがさ」でした。これを書いた子のおばあちゃんはアメリカ人なのですが、理由は「おばあちゃんがアメリカから遊びに来たとき、日本の折りたたみがさはじょうぶで軽くてデザインがおしゃれだと言って、おみやげに何本も買って帰ってよろこんでいたから。」というものでした。これを聞いた他の児童も「へぇ」という反応でした。折り畳み傘そのものは外国にもありますし、特に日本的なものでもありません。でも外国の人が本当に選んで喜んで買って帰った、という実話が子どもたちにとって説得力があったようです。児童どうしの学び合い、という当たり前の大切さを噛みしめました。


WTTのふりかえり その1

前回の投稿で Welcome to Tokyo を扱った授業で、児童が書いた「ふりかえり」についてふれましたが、もう少し付け足します。前回は5年生の話でしたが、今回は6年生です。

まずは Unit1。ここではメインキャラクターの Shinji だけでなく、他のキャラクターについても地下鉄の路線と絡めて英語でやりとりをする活動を行いました。このとき、東京都内の路線図をペアで1枚配布し、路線図を見ながら活動を進め、さらに中学校につなげるためにヘボン式ローマ字についてもふれました。駅名などの固有名詞の表記はヘボン式が基本ですからね。「新橋」を Shimbashi と表記することに「へぇ~」だった子もいましたが、先日、新聞記事になったような「2種類のローマ字表記があるせいで児童が混乱する」ということは、少なくともこのときは起きませんでした。おそらく訓令式とヘボン式の特徴をざっくり簡潔に(1分もかからない)説明して児童が納得したうえで進めたからだと思います。

この単元の Project 「いろいろな観光スポットへの行き方を(英語で)伝えよう」は、私が教えている児童にはハードルが高すぎるので行いませんでしたが、「新宿から乗り換えなしで、それぞれの名所(児童になじみのある上野動物園や高尾山)に行くには、どの路線に乗ればよいか」をグループで考えさせ、「外国人観光客役の私に英語で教える」というロールプレイも行いました。

このときのふりかえりカードには「あなたが外国人観光客を東京の名所に連れて行ってあげるとしたら、どこに行きたいですか。理由も書きましょう。」という項目を入れました。野球少年は「東京ドーム」、おしゃれ好きな女の子は「渋谷の109」など、この記述にも児童の趣味や個性がよく表れて、楽しみながら読みました。(学校の最寄駅から渋谷へは乗り換えなしで15分ほどで行けるのですが、下町から遠いせいか、浅草寺、東京スカイツリー、秋葉原など、いかにも外国人観光客が多く集まりそうな場所はあまり出ませんでした。)

それ以外の自由記述の欄で多かったのが「東京に住んでいても、知らない場所や駅がたくさんあるのでもっと知りたい。」「オリンピックのときは外国の人を案内できるように、英語だけでなく電車のことも色々知らなければいけないと思った。」という内容でした。何だか怖いくらいにこちらの思惑意図にはまっています。そうなんです。英語表現だけ勉強して覚えたところで、案内できる内容を知らないことには実際に使えないんですよね。

なお、ここで使用した路線図は下記で入手可能です。「複製・転載・再配布自由。ただし売らないでください。」という寛大な注意書きがついています。

47都道府県鉄道路線図 ひまわりデザイン研究所

東京都の路線図はこちら
http://www.47rail.jp/data/13_tokyo_201603.pdf

他の Unit についてはまた後日。


プロフィール

Author:mocco
J-SHINEトレーナー
元中学・高校の英語教師
小学校外国語活動講師(JTE)
首都圏を中心に各地の小中学校で研修講師も務めています
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