春休みの宿題

ただいま春休みを満喫しつつ、少しずつ宿題をこなしています。宿題とは…冬休みにやり残したことをやっているだけで、そのほとんどが、読み切れなかった本を読むことです。あ~、こんなにのんびりしていていいのかな。4月に入っていざ授業が始まってからのことを考えると恐ろしい。

…で、今年は春休み中にやり切れなかったことが10連休中の宿題になるのかな…(苦笑)f^^;。

研修告知!

4月27日(土)に埼玉在住のJ-SHINEトレーナーが運営の中心となって「小学校英語指導者セミナー・ワークショップ」が開催されます。(…と書いている私は埼玉在住のトレーナーですが、宣伝のみで関わっていませんf^^;)

移行措置期間2年目、完全教科化を前にもう一歩スキルアップしたい方や日ごろの疑問を少しでも晴らしたい方はもちろん、小学校英語教育に関心はあるけれど指導経験がないという方にとっては現場で活躍する人たちと接するよい機会になりますし、情報収集のチャンスにもなると思います。今年限りの10連休の初日は学びの1日にしてみませんか?

詳しくはこちらをご覧ください
https://www.teachers-place.com/info/1904js-saitama.pdf

「読むこと」の教材

今年度は私に限らず、小学校英語教育に関わるすべての方々が新しいことに挑戦しなければならなかったことでしょう。今日はその一つ「読むこと」の教材について書きます。

We Can! 各単元の最後にある STORY TIME を「読むこと」の主教材として扱った方もいらっしゃるかもしれませんが、私はあえて避けました。理由はずばり「内容がおもしろくないから」。We Can!を作った方からすれば、あるいは文科省の見解では、おもしろいとかおもしろくないとかが重要なのではなく、それまで音声だけで終わっていたものを児童が文字として認識することが大事とか、We Can!2のSTORY TIME であれば文字(列)と音の関連を学ぶために有効とか、教材にこめた意図がちゃんとあるのはわかります。私の勤務校では、年間70時間分のうちの半分は短時間学習(15分×105回設置)が行われており、映像によるインプットで文字と音との関連をこれでもか!というくらい扱っています。そのため45分×35回という限られた時間でのティーム・ティーチングの授業ではもっと他にやるべきことがあるので、文字と発音については取り立てて扱っていません。自分が関わる45分の授業でSTORY TIME を扱わない理由もここにあります。

私たちが日常生活で「読む」のは、何か特定の情報が欲しいから、あるいは文章の内容に興味関心があるからであって、どちらにもあてはまらない素材を与えたところで、どれだけ児童に「読もうとする意欲」が生まれるかは疑問です。言い換えれば児童にとって「読む必然性や目的」がないのです。

…と、ここまで偉そうに書いたものの、では私が今年度1年間、「読むこと」の指導で成果を上げたかと問われたら自信を持って「はい」と答えられるわけでもありません。私なりに考えて工夫した(つもり)の教材が2つあります。

一つは、Let's Listen や Let's Watch and Think を実施した後、そのスクリプトを配布して音声を聞きながら指で追わせる活動を取り入れました。Let's Listen も Let's Watch and Think もすべて扱ったわけではないので年度の後半だけで10回ほどでしょうか。もう一つは、単元の終盤で数行の文を書くことに取り組んだので、その後で「友だちが書いたものを読む」活動を入れました。後者については、ふりかえりカードの記述を読むと「友だちの〇〇ついて読んでわかってうれしかった。」というものもありました。

この2つを教材として取り入れたのは、学習指導要領にもある「音声で十分に慣れ親しんだ」という条件を満たすからです。意味がわからないものを読ませても無駄ですが、Let's Listen や Let's Watch and Think は一字一句を日本語に訳せないまでも児童はすでに何回か聞いて内容がわかっています。音声を聞きながら文字を指で追うことで、少しずつでも児童の頭の中で音と文字が一致し、さらには聞いただけではさらりと流れてしまうようなことも視覚化、可視化することで児童に意識づけができるのでは?と考えました。また、友だちが書いたものは「読んではじめて内容がわかる」のですが、読んでも意味がわからない単語や文はほぼありません。単語が変わっても、読み手である児童も同じテーマですでに書いているわけですから。夏休みの生活にしても、中学校で入りたい部活にしても「他の子はどうなんだろう?」という関心を持って読むことになるので、大人のお仕着せにならず、本来のコミュニケーションの「読むこと」に近づけるか?とも思いました。

本当にこれが良かったのかどうかは春休みにじっくりふりかえり、次年度の指導に活かして行きます。この記事を読んでくださった方からの鋭いツッコミ(?)をお待ちしております

終わった…

今日で年度内のJTEとしての仕事が終わりました。今年度は本当に大変でした。私なりに一生懸命やってきたつもりですが、ふりかえると「あそこは工夫が足りなかったな~」と反省ばかりで、特に6年生には申し訳ない気持ちもあります。そんな中でも、今日の最後のふりかえりカードには「中学校でもっと英語ができるようになって、いつか先生と英語でおしゃべりしたいです。」なんていう記述もありました。

来年度の年間指導計画はまだ教育委員会から出されていませんが、文科省の移行措置案にほぼ沿うことになるでしょう。そうなるとますます Hi, friends! の内容が少なくなって、We Can! で自分が初めて教えることになる単元も出て来るので、またまた悩むことになるのかな…。でも、今までの外国語活動とも違う、中学校の英語とも違う、その中間点としての外国語がどんなものか1年かけてある程度わかってきたような気もします。来年度は少しは楽できるかな~。(…って楽することばかり考えてはいけないのはわかっていても、今年のような苦しみがもう1年続くとなると気が重いです。)

さて、来週は離島での研修です。今日の夕方から研修モードに切り替えました。研修に使う資料や、低学年対象の授業の指導案はもうできているので、明日は旅の荷造りと教具の準備をします。

自分へのメッセージ

昨日、J-SHINEのホームページに今年度のトレーナー検定試験の講評が掲載されました。読んでいくと一つ一つが自分への教訓のように感じられます。出題内容が公表されていなくても、この文章の中で検定委員の先生方がおっしゃりたいことは十分すぎるくらい納得できますし、心にちくちく刺さる文言も少なくありません。

10年前に合格して喜んで、「小学校英語指導者育成トレーナー」の肩書であちこちで研修させていただいていますが、それだけで満足しているようではダメなんだよね…と、当たり前のようなことを改めて痛感しました。年度末を迎え、新年度の準備に入る前に身の引き締まる思いでした。いいタイミングでいい物を読ませていただきました。

先生も驚いた f^^;

JTEの仕事は火曜と金曜にありますが、火曜クラスは今日が年度内最後でした。金曜クラスは行事などの関係で3月中にあと2回授業があります。

6年生にNくんという、まじめで素直な子がいます。あまりお勉強ができる、というタイプではありません。でもいつも真剣に私のことを見ていて、なかなか上手に言えなくても「言えるところだけでも言おうとする」英語学習者のお手本のような子です。そしてちょっぴり天然ですf^^;

毎回の授業の最後にふりかえりカードを書かせていて、2~3行の自由記述の欄があるのですが、今日のNくんの(小学校最後の)記述を読んでびっくり\(◎o◎)/!

「Thank you が2つの単語でできていると知っておどろいた。」

いや、先生も驚いたよ、違う意味で(笑)。読み書きを本格的に扱ったのは6年になってからだけど、今までに Thank you. の文字を見ながら “Thank you.” という音声を聞く機会は何度かあったし、6年の2学期以降は「夏休みの思い出」とか「思い出の行事」とか「中学校でやりたいこと」とか、単元の終わりに短いスピーチ原稿書いて、そのつど最後は Thank you. でしめくくって、Nくんもそれを言っているはずなのですが…。

どうやら彼の頭の中では今日までずっと「サンキューで1つの単語」だったようです。以前の小学生であればこれはよくあることだったのでしょうが、今年の6年でこれって…まあ、でも、移行措置期間はこんなもんかな?

Nくん、中学生になる前に Thank you. が正しく書けて、読めて、単語が2つだってことがわかって良かったね

私流 教具の整理

そろそろ今年度の終わりが見えてきて、気持ちに少しゆとりが出て来ました。でも最後まで気を抜かないようにしないと。

今年度中に夏休みや冬休みなど、時間のあるときに教材・教具も新学習指導要領に合わせて整理をしてきたわけですが、春休みも少しいじることになりそうです。授業で使う教材、教具は学校で保管するのが基本ですが、私の場合は授業でも、個人的に依頼された研修でも使いたいので、自前(自費)で作って必要なときだけ学校に持参して、それ以外は自宅で保管しています。

数年前から始めたのが「単元/テーマ別ファスナーケース収納」です。絵カード、ポスター、小カード、のように教具の形状で分けるのではなく、Hi, friends! や We Can!の単元ごとに使う教具を一つにまとめています。

絵カードは紙フォルダにまとめて入れておきます。
絵カード

絵カードinファイル


ペアやグループ活動で使う名刺サイズのカードは事務用封筒(B5判の四ツ折りが入るサイズ)を半分に切ったものに1セット入れて、さらにそれをB6またはA5サイズのファスナーケースに入れます。100円ショップで10~20個入りで売られている名札をファスナーの取っ手につけて、活動名を書いておくと便利 (^^♪

名刺サイズカード

一つの単元で使う色々な教具を…
教具色々

A4サイズのファスナーケースにひとまとめ。
単元ごと

こちらにもファスナーの取っ手に名札をつけて、どの単元のものか一目でわかるようにしておきます。
タグ

単元ごとのケースは、名札が手前になるようにしてカラーボックスにタテ収納。
カラーボックス

色、アルファベット、数字は単元とは別に、「色」「アルファベット」「数字」のケース作って同じようにまとめて収納しています。動物や食べ物などの絵カードは複数の単元で使いますが、そのつど出して、戻して、が面倒なので、重複しても気にせず単元ごとのケースにそれぞれ入れてあります。

自宅から勤務校や研修会場に持ち出すときは、他の教材・教具(指導案、CD・DVD、印刷原稿など)が必要になる場合もあり、普通のA4サイズのファスナーケースでは入りきらないこともあります。こういうとき便利なのが「L字ファスナーケース」。最近はダイソーでも扱い始めましたが、うちの近所ではファスナー部分がグレーのものしか見当たりません。

私が数年前から愛用しているのは Seria で見つけたものです。ファスナー部分は黒・青・黄・赤の4色があります。普通のA4サイズのファスナーケースと大きさを比べるとこんな感じ

ケース大きさ比較

一回り大きくて1センチほどのマチがついているので、かなりたっぷり収納できますし、ファスナーが横まで開くのでA4サイズの絵カードを取り出すのも楽です。ちなみに以前、こちらのブログで紹介した「クリアファイルに入れた絵カード」も20枚くらいまでなら楽々入ります。

授業で使う場合は5年用の教具類を赤、6年用を黒のL字型ファスナーケースに入れて自宅から持ち出し、学校に着いてからさらに必要なものを足して教室に持って行っています。色分けできると便利~

チャンツじゃない

約1年前にWe Can! のデジタル教材(ダウンロード版)を入手して以来、収録されている “Let's Chant” のうち、本当にチャンツと呼べるものはほとんどないな~、と思っていました。先日もJTE仲間(ただし勤務校は別の自治体)で集まったときも「あんなのチャンツじゃなくて、ただ教えたい(文科省が児童に教え込ませたい)文を無理やり並べているだけだよね。」という話が出て、ああ、私だけじゃなくてみんな同じことを感じていたんだな…とわかりました。実際、私も今年度 We Can! のチャンツの中で使ったのは5、6年合わせて5曲にもなりません。(ついでを言えば、Hi, friends! や英語ノートのチャンツは2、3曲使いました。)

さて、 We Can!2の各Unitの最後のページに STORY TIME があって、これまた「読むこと」の教材として考えた場合、「よくぞこんなにつまらない物を堂々と載せられたな~」と逆に感心するレベルです。中身を見ると、これは読み物の教材ではなく(だったら “STORY” なんてタイトルつけなきゃいいのに)、文字と発音の関連を児童に気付かせる(でも結局は定着させたいんでしょ?)ための教材で、内容は二の次というのはわかります。

それならいっそのこと、STORY TIME に載っている英文をチャンツ風に仕立ててくれた方がまだ良かったかも?と思います。韻を踏んでいるものもあるし、リズムに乗せた音源があって文字を見ながら口ずさんでいるうちに、児童は音と文字の関連に無理なくなじむと思うのですが…。

自分の鈍さにあきれる…

今のところ We Can ! のデジタル教材を授業で使うことはあまりないのですが、たま~に Let's Listen や Let's Watch and Think を使います。ただ、児童に We Can! の冊子を開かせて誌面に直接線を引かせたり、わかったことを日本語でメモさせるような標準的な使い方はほとんどしません。 「何を聞いてほしいか、何に気付いてほしいか」というこちらの意図に合わせてワークシートを作ることが多いです。ついでにスクリプトも適切なフォントで打って、後で「読むこと」の教材として使うこともあります。

Let's Watch and Think は映像つきなので、児童にとっては英語を全部聞き取れなくても視覚的な補助手段があるおかげで内容を理解しやすいのですが、場合によっては映像があるために英語を聞かなくてもわかってしまうということも起こります。英語の音に集中させるため、最初は映像を見せずに音だけ流したい、となるとパソコンをテレビにつなぐのではなくスピーカーにつないで、次に映像を見せるときにつなぎ変えなければいけないので面倒だな~、やっぱり音声CDもあった方がいいのにな~、と思っていました。

先日、6年のある1クラスだけは上記の方法でスピーカーからテレビにつなぎかえるという面倒なことをやっていたのですが…休み時間に気が付きました。最初からテレビにつないで、再生したらすぐにデジタル教材のウィンドウを最小化すればよいだけなんですよね。こうすれば音声は流れますがテレビの画面に映るのはパソコンのデスクトップなので、児童はテレビではなくワークシートを見て、耳は音声に集中できます。

何でもっと早く気が付かなったんだろ…


アイアンブーツあったんかい

最近、スマホで Google Keep というアプリを使うようになりました。音声メモができるだけでなく、スマホに向かってしゃべると音声を録音すると同時に、その内容をテキストで保存できます。Google ドキュメントに送信しておけば、後でパソコンで簡単に編集もできます。Google Keep は多言語に対応していても、デフォルト(第一言語)を日本語に設定しているせいか、英語の音認識の精度はまだまだです。もしかしたら今後私が英語でいっぱい入力すると、私の音声のクセ(?)に慣れて、音から文字への変換の精度が上がるのかもしれませんが…。

先日、音声入力した文章の中に arts and crafts が出て来ました。私がどんなにネイティブの音に近づけても(もしかしたらデフォルトの言語を日本語に設定している以上、ネイティブスピーカーが話しても)arts and crafts がアルファベットの綴りそのままにテキスト変換できるなどとは思っていなかったのですが…変換の結果にドン引きしました。

何で arts and crafts という音が「アイアンブーツあったんかい」になる??? ちなみにこの後、何回か arts and crafts を音声入力したところ
 
 アイチューンカード
 幼稚園カースト
 あーちゃんクラフト (後半はいい感じ?)
 アーツアンドクラフツ (ゆっくり言うとこうなる)

とか、自由にテキスト変換してくれました(~_~;)

でもこういう誤変換もたまにはおもしろい…かなf^^;

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小学校英語指導者セミナー・ ワークショップ in 埼玉
プロフィール

Author:mocco
J-SHINEトレーナー
元中学・高校の英語教師
小学校外国語活動講師(JTE)
首都圏を中心に各地の小中学校で研修講師も務めています
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