小学校外国語活動を中心に英語教育全般についてつぶやき中(*^_^*)

もうすぐ夏休み♪

西日本で豪雨による大変な被害が出ているときに浮かれている場合ではないと思いつつ、やっぱり心待ちにしている夏休み。こういう長い休みがあると、ついつい欲張って計画を立てて、結局は半分くらいしか(時として半分も)実行できずにかえってプチストレスになることもあります。

今年の夏は控えめに予定を立てよう、と思っても、いざ「やりたいことリスト」を作り始めると、次から次へと出てきます。ホント、成長してないな~(苦笑)。かつて中高の教員だったときは、夏休みと言えば貪欲に民間の研修を受けに行っていましたが、年々その機会が減っています。一番の原因は年齢と共に気力が落ちていることですが、一方でキャリアアップと共に自宅研修というか自己研鑽のノウハウが身についてきて、特に今年は猛暑なので「わざわざ外に出なくても…」という思いもあります。

差し当たっての最優先事項は We Can! を極める、ことでしょうか。デジタル教材も文科省から出された指導案も指導書も、きっちり隅々まで見たわけではないので、夏休みに集中して研究せねば、と思っています。でも「どうせ来年度までしか使わないし」という悪魔の囁き(?)がどこからともなく聞こえて来るんですよね~。

もう一つは教材、教具の整理。Hi, friends! 仕様のもので、「まだ使えるもの」と「思い切って処分するもの」をきっちり仕分けて、後者は愛着があっても手放さないと、2学期以降の仕事の効率も悪くなってしまいます。

もちろん趣味や遊びの予定もちゃんと入れています♪8月下旬には研修の予定もぼちぼち入っているので、暑さで体を壊すことなく過ごしたいです。

みなさんも猛暑に負けずに、楽しい夏休みをお過ごしくださいね。

Nice Comments!

私がJTEとして勤務している学校は、教育委員会の方針で高学年は Hi, friends! と We Can! の併用カリキュラムです。6年は Hi, friends! 2 の Lesson6(時刻の言い方、時差、一日の行動、など)を終えました。ふりかえりカードの下には「今日の授業でがんばったこと、友だちのよかったところ、気がついたことを書きましょう。」という記述欄を設けているのですが、その中にこんな記述がありました。

「今までランチは食事のことだと思っていたけど、昼食のことだとわかりました。朝ごはんや夕ごはんの言い方がわかった。」

「あ、そうだったのね。」とこちらにも新たな気づきがありました。

一方、こんな記述も…。
「『学校に行く』も『家に帰る』も、英語では両方とも go になるのがふしぎだった。あと、学校に行くときは to がつくけど、家に帰るときはつかない。」

これだよ、これ!子どもならではの鋭い気づきとか疑問。「日本語では『来る』でも、英語では go を使うことがあるから間違えないように。」って、先に教えてしまうのが一昔前の中学校(場合によっては高校でも?)の授業でしたが、まずは子どもが「?」と思って、その答えを自分で学び取るのが主体的な学びとか深い学びなのではないでしょうか。ちなみに私はこの子の疑問には答えず、中学校での英語学習に期待感を持たせるように仕向けています。

カワイイ5年生(*^_^*)

昨日の授業でのできごとです。今年度、私が教えている5年生は、授業中の私語がやや多いものの、よく声が出るし積極的な児童が多く、わりと教えやすい子どもたちです。

ある活動のやり方を理解させるために、できるだけ言葉での説明は少なくして、担任の先生と私で実演する、ときには児童からボランティアを募ってやってみせるのが定番です。6月ともなると児童もその辺がわかってきて、ボランティアを募ると嬉々として手を挙げます。

3クラスある中の1つは、担任の先生が産育代替ながら児童を引っ張るのが上手で、子どもたちと信頼関係ができていることがよくわかります。昨日も Any volunteers? を言い終わるか終わらないうちに、多くの児童がすごい勢いで手を挙げました。しかもこのクラスは担任の先生に指名してほしくてたまらないらしく、「先生、カッコイイ!」「先生、イケメン!」と余計な発言をして担任の先生の気を引こうとしている児童もいて、思わず微笑ましくなりました(笑)。

こういうクラスですから、歌もチャンツもよく声が出ます。あ~、この素直さがいつまで続くかな~。
…それにしても、何でこんなに素敵な先生が教員採用試験に受からないんだろ…。見る目ないなあ…。

「三単現」の解釈

先日は受講する立場で研修に行きました。JTEとして勤務している自治体の教育委員会主催で、JTE向けの研修でした。

研修の中で指導主事が新指導要領について20分ほど講義したのですが、その中でどうしてもひっかかる一言がありました。今回の改訂により「外国語活動」から「外国語」となった高学年の指導内容についての変更点をいくつか述べた際、その中の一つとしてパワーポイントのスライドには「三人称」と記されていました。問題はそのときの指導主事の発言です。「三人称」だけにとどめておけばよいものを「今度の改訂では he とか she も出てきて、三人称単数現在いわゆる三単現も扱います。」

We Can! には He is ~. / She is ~. という文が出てきます。主語は「三人称」で「一人(単数)」、is は紛れもなく be 動詞の 「現在形」 ですから誤った発言ではありません。ただ、おそらく世間の多くの人は「三単現」と聞くと plays, has など一般動詞の現在形に s がついた形を思い浮かべるのではないでしょうか。(余談ですが、元中学校英語教師の私が思うに、この「三単現」が中1の生徒にとって最初の大きなつまづきポイントでもあります。)受講した約30名のJTEの中で、新指導要領に目を通し、このあたりの情報を正確に掴んで正確に解釈している人がどれだけいるかはわかりませんが、わざわざ誤解を招くような余計な発言をしなければいいのにな>指導主事、と思いました。

ちなみに、学習指導要領でも指導要領解説でも、「人称代名詞」や “he” “she” という用語は使われていても、「三人称」という用語は使われていません。(もちろん「三人称単数現在」「三単現」なんて言葉も出てきません。)さらに付け加えれば、私はかつて私立の中高一貫校に10年以上勤めていたのですが、中学生を教えていたときはもちろん、高校の英文法(いわゆる Grammar)の授業でも「三人称」や「三単現」なんて言葉は一回も使ったことがありません。それでも受験指導はできます。

英語の授業でも研修でも、余計な文法用語は使わない方が得策ですね。

こっちの方が好き♡

ゴールデンウィーク中、新指導要領や新教材について色々さがしていたら見つけました。これも市販されているんです

  

…ということで早速注文して本日入手しました。

この絵本は平成28年度に研究開発校や教育課程特例校などに配布され、最終的には絵本の内容を削減して Let's Try! には最終単元として掲載されました。3年生用は題名も “Who are you?” と変更されて新教材に入っています。確かに2月~3月実施を前提として Autumn Forest はないよね…。

元々の絵本だと全体的に分量が多いというのはわかりますが、Let's Try! に載っているコンパクトバージョンは、個人的には残念でなりません。In the Autumn Forest は見開きページの右側に動物が1匹だけ隠れていて、次のページをめくると正体がわかる、という作りになっていたため、一つ一つ児童に推測させながら読み進めるという楽しみがあったんですけどね…。Who are you? だと一気に3種類の動物が出てくるため何だかあっさりしすぎです。原作はよくできていたんだけどなあ…。

Good Morning も Let's Try! では This is My Day. とタイトルを変え、こちらもかなりボリュームダウンしたうえで収録されています。う~ん…残念。中学年で扱うには原作だとやはり長い?でも指導の仕方次第だと思うのですが…。

やっぱり6年

新年度が始まって1カ月。新学習指導要領移行措置期間中の授業に、いざ自分も関わることになって「やっぱりね。」と強く感じたのは「ネックは6年。」です。何事も新しいことを始めるときは困難がつきものなので、3~5年も大変と言えば大変なのですが、一番難しいのは6年ではないでしょうか。Hi, friends! との併用で、We Can! の一部しか扱わない場合でも、かなり注意深く年間指導計画や授業案を立てないと、子どもたちに意欲どころか「?」ばかりが増産され、中学校との連携どころではなくなりそうです。

自分の勤務校も含め、いくつかの地域や学校での移行措置期間中の指導内容を比べると(これもある程度は想定内でしたが)本当に地域によってばらつきがあることを改めて実感しました。ここからはただのおせっかいな独り言ですf^^;。

時間数に関して言えば、とりあえず今年度の高学年は45分×50時間(15時間を総合から捻出)を選択した学校(自治体)が一番無難だったのかな、と思います。ただ、こういう選択をした学校の多くは文科省が提示した Hi, friends! と We Can! 併用の50時間案の年間指導計画に沿って指導が行われていると推測していますが(実際、そういう自治体があるのを知っています)、それはそれでかなり問題ありです。

何が問題かというと、Hi, friends! と We Can! の両方を欲張って50時間に入れようとするものだから、1単元当たりの配当時間が少なく、定着はもちろん無理、慣れ親しみすら保障できるのか?、「読むこと」「書くこと」がどの程度指導できるのか?というのが正直な感想です。今年度の6年は We Can!1を使って70時間学習をしたうえで We Can!2 と出会うわけではないので、色々と補わなくてはなりません。そのために Hi, friends!2の多くの内容を学習することになるわけですが、これは子どもたちにとって必要な橋渡しです。だったら We Can! の内容をもっと減らすべきで、このままだと指導する先生にも児童にもかなりの負担がかかります。文科省が「移行措置期間中もこの内容は扱いなさい」と定めている項目の中で、文字に関する部分は私も賛成ですし、これはさほど教師にも児童にも負担はかからないでしょう。問題はそれ以外。しかも扱う項目の選定基準が「中学校との接続」とのことで、ひねくれた見方かもしれませんが、「なあんだ、結局は小学校の現場より中学校優先の上から目線で物事が決まってしまうのね。」と思ってしまうのです。でも実は We Can! を作った偉い先生方が、自分の担当した単元をどうしても入れさせたくてなかなか譲らなかった結果、あの単元もこの単元も入っちゃったのかな、なんて勘ぐってしまいます。(さすがにこれは妄想しすぎか…?f^^;)

Hi, friends!2のうち、Lesson7の昔話は全カットでも特に支障はないと思われるので、Hi, friends! 2を29時間で扱い、あとは各自治体や学校の増加分の授業時数に合わせて We Can!1、2の内容を補うにしても、元々8時間配当で作った単元を2時間で実施しろはないでしょー、と思います。単元の配当時間は原則そのままで、扱う単元の優先順位を文科省が示すだけの方がまだ良かったような気がします。

一方、45分×35時間はそのままで、増加分を短時間学習で補っている学校はどこも大変そうです。文科省が短時間学習用の指導案を出していないため、自力でどうにかしなければなりません。いくつかの出版社でモジュール用のICT教材を作り、強引に We Can! と関連づけようとしていますが中身を見ると無理があります。時程表や指導計画表に短時間学習が明記されていても実際にどこまできちんと指導されているか…。特に新年度がスタートしたと思ったらすぐに運動会という学校では「絵に描いた餅」になってしまっているのが現実かもしれません。実質的な指導時間数は昨年度とほとんど変わっていないのに指導内容は増えているわけですから児童が消化しきれないのは当たり前で、昨年度の6年の方が実は力をつけて中学校に進学したなんていう皮肉な結果になることさえありうると思っています。でも悪いのは小学校の先生ではありません。週当たりのコマ数つまり枠組みをきちんと決めずに現場に丸投げして、教科化と時間増だけを急いだ文科省の罪は大きいと思います。苦肉の策として「短時間学習も可」としたなら、短時間学習用のICT教材と指導案を作るべきでしたね…とここで愚痴っても仕方ありませんが。

買う?

ゴールデンウィーク後半、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私はほっと一息で連休初日を迎えています。春休みにのんびり遊び過ぎたツケが4月下旬の授業スタート時に回ってきて、今日はすっかり疲れ休みモードです。毎年度始まってから「あ~、春休みにあれやっとけばよかった。」を繰り返す学習能力のなさに自分でも呆れています(+_+)。そんなこんなでドタバタしている間、情報収集が一時中断していました。あ、いつの間にか We Can! の一般販売が始まってる!

  

東京書籍のホームページには「学校無償配布版と異なり,『Hi, friends!』のページは含まれませんのでご注意ください。」との断り書きがありました。3月31日までの限定公開とされていた文科省の新教材ダウンロード専用サイトは今でも閲覧可ですし、不特定多数への公開や営利目的利用は禁止されていても、IDやパスワードを付与された教員や教育委員会関係者がダウンロードしたものを他人に二次配布してはいけないとは言われていないわけで、We Can! の部分だけなら、データや印刷物として持っている人も多いのではないかと推察しています。来年度までしか使えないことを考えると、どれだけ買う人がいるのかなあ…。

ちなみに Let's Try! の一般販売も始まっています。

  




統合第二弾

昨日はJTEとして今年度の初仕事でした。ただでさえ年度の初めは緊張しますし色々と神経を使うことが多いのですが、この春は統合と新校舎という特殊事情も絡んでいたので、朝5時起きでかなりゆとりを持って出勤しました。

元々、平成25年度からA小学校のJTEになって、平成28年度にA小学校がB小学校と統合してC小学校が生まれ、私はそのままJTEとして継続し、この春D小学校と統合しました。今回は校名、校歌、校章を新たに決めることはなく、(こういう言葉を使うのはタブーなのだと思いますが)実質的にD小学校を吸収合併した形になります。平成28年度、29年度の2年間で元A小学校の校地に新しい校舎を建て、昨日はその新校舎に初めて入りました。A小学校と比べて児童数は倍近くです。

学校に着くと、職員用の玄関☞自分の下駄箱☞女子ロッカー室の場所☞自分のロッカーを順々に見つけることから1日が始まりました。自分の担当は2校時からなのでさくっと教材・教具の準備をした後は、いただいたばかりの校内配置図を見ながら「セルフ校内探検」です。単に新しくてきれい、というだけでなく、「今時の学校」らしい工夫が随所に見られました。

今年度最初の授業は5年生でした。担任の先生はD小学校から異動していらした方なので、昨日が初対面、一緒に組んでティームティーチングをするのも初めてでした。終始にこやかで、ご自身もすすんで英語を話そうとなさっていましたし、とにかく褒め上手。あ~、いい先生で良かった…♡

中休みを挟んで3、4校時は6年生でした。どちらのクラスの担任の先生もA小学校時代から存じ上げています。3校時のクラスの担任の先生は昨年度5年担任だったので2年連続、一緒に組むのは3回目です。、4校時のクラスの先生も一緒に組ませていただくのは2年ぶり3回目です。

高学年の児童は入学時の小学校がA、B、Dと異なる3校だったため、外国語活動用の名札も3種類です。A小出身の子(約半数)はピン留めでヘボン式表記、B小出身の子(約3割)はピン留めで訓令式表記、D小出身の子(約2割)は訓令式表記+ひらがなで首下げ式のケースです。ケースについてはこの後全員ピン留めに統一するようです。頼まれれば私が全員分ヘボン式表記の名札を書いて揃えてもよいのですが、子どもたちはそれぞれの学校で1年生のときから使っている名札に愛着があるでしょうから、学校から頼まれない限りはこのままでもいいかな、と思っています。私には不都合はありませんから。

5年生は全員、授業で私と接するのは今年度が初めてなのでよしとして、6年生はD小学校から来た子が各クラスに数名ずつしかおらず、その子たちは今年度私と接するのが初めてなので最初のうちはその子たちの表情を注意深く見ながら Teacher Talk を加減するとか気を付けなければいけないな~と思いました。

明後日は残りの3クラスの子どもたちと出会います。学校の様子はある程度わかったので昨日ほどの緊張はないかもしれませんし、外国語活動で初めて組む先生はお一人だけ、しかも昨年度はC小学校の算数少人数ご担当でお互いある程度は知っているので、少し気は楽です。

…いずれにしても新年度ってワクワク感もありますけど、大変ですよねf^^;。

『解説』の解説がほしい



新学習指導要領の『解説』を熟読するも、ところどころにあまりにも抽象的な表記が多くて「で?これってどういうこと?」と考えながら読み進めて行くと時間のかかること!何となく言いたいことはわかるのですが、「じゃあ、具体的に授業でどうするか?」というところまで自問すると頭の中にが増える一方です。中教審の答申からずっと継続的に勉強していればこんなことにならなかったのか、単なる勉強不足かわかりませんが、「『学習指導要領解説』の解説がほしい!」と思ってしまう私は甘えすぎ…と思っていたら、やはり世の中に救世主はいるものです。

昨年8月下旬に行われた J-SHINE のシンポジウムの会場で出版社が直接注文を受け付けていたので申し込んで、ほどなく入手するも、ぱらぱらっと見ただけで放ったらかし(恥)にしておいたのですが、昨日ちゃんと初めから読みました。巻末の資料も入れて160ページありましたが、読みやすくて一気に読めちゃいました



お役所の文書ってどうして読みにくいものばかりなんでしょうね…。私の読解力がないのか??


出たーっ!

...別にオバケの話ではありませんf^^;。ついに We Can!2(6年生用)の指導案が全部アップされました。今朝見たときは、Unit4以降はまだ「近日中に掲載」だったので、まだアップしたてのほやほやのようです。あ~、それにしても遅かったよねえ。Hi, friends! のとき以上に待たされた感があります。でも、私が知る限りでは、今年度 We Can! だけで年間70時間分実施する学校はそれほど多くないので、困っている先生は意外と少ない??いや、それでも昨年6月には「9月に掲載予定」と公表していたわけですから、現場が困っているとかいないとか、We Can! を100%使うかどうかではなくて、公約は守らないとね。

いや~それにしてもすごい分量です。ダウンロードも一手間ですが、これ、全部印刷したら大変です…"(-""-)"
さて、この新教材ダウンロード専用サイト、いつまで閲覧できるんでしょうね。

プロフィール

Author:mocco
J-SHINEトレーナー
元中学・高校の英語教師
小学校外国語活動講師(JTE)
首都圏を中心に各地の小中学校で研修講師も務めています
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